ぐるっとパス4回目は、多摩エリアです。今回は、小金井市にある「江戸東京たてもの園」と八王子市にある「東京富士美術館」に行きました。どちらも思っていたより見ごたえがありました。
想像以上に良かった江戸東京たてもの園
■江戸東京たてもの園とは?
江戸時代末期から昭和初期の建造物を見ることができる屋外型博物館です。膨大な敷地の中に30戸の建物が点在しています。
現地保存が不可能な文化的価値の高い建造物をここに移築し保存継承していくことを目的として開設されたそうです。
■こだわりの再現方法と日々のメンテナンスに感動
建造物は釘一本残らず丁寧に解体され、元の場所からたてもの園に移動、設計図を頼りに復元するそうです。
外観内観はもちろん、周りの環境も同じになるようにしているそうです。例えば元の場所で家の窓からケヤキの木が見えていたら、移築先でも同じ方向にケヤキの木を植える・・など。このこだわり・・すごくないですか?
古い木材の床や家具は磨き上げられ、掃除が行き届いています。建築物や植木の管理など維持費が相当かかると思われますが、都が運営しているせいか、400円で見学できるのも魅力です。
■見学所要時間は最低でも2時間
園内はかなり広く、靴を脱いで中まで見学する建物も多いため、2時間は見ておいた方がいいと思います。昔の日本にタイムスリップしたかのような気分を味わえました。
■江戸東京たてもの園(都立小金井公園内)
JR中央線武蔵小金井駅からバス5分
「小金井公園西口」下車徒歩5分
入館料 400円(ぐるっとパスで無料)
●高橋是清邸(幕末から昭和初期の政治家。財政の天才と言われた。二・二六事件で暗殺された)
明治時代のガラスを使っている、と書いてありました。
●丸二商店(荒物屋)
昭和10年代の様子を再現。お店は神保町にあった。
●大和屋本店(乾物屋)
昭和3年に建てられた建物で昔は白金台にあった。
●川野商店(和傘問屋)
江戸川区小岩に建てられたお店。昭和5年の店先を再現。
●子宝湯
足立区にあった銭湯 銭湯まで見学できるとは思いませんでした。
●女湯。銭湯と言えば富士山の壁画
●お店の看板も昭和の感じです。
●番台 昔は男性も番台にいましたね。
●前川國男邸
品川区に昭和17年に建築。吹き抜けの居間が解放感があり素敵でした。
アートを身近に感じられる東京富士美術館
次に行ったのは八王子市にある東京富士美術館です。特別展は「ヨーロッパ絵画 美の400年」でした。
ここは規制が少ない美術館でした。すべて本物の絵画ですが、こんなに近くで見ていいの?というぐらい近寄って見ることができるのです。
後で知ったのですが、この美術館のコンセプトは「アートを身近にすること」「自分の中にある美(アート)を発見していくこと」なのだとか。
絵の知識がなくても「この絵なんか好きだな」と自分の感覚で見ればいいんだよ。ということなのでしょうか。堅苦しくないスタンスがいいですね。
館内には撮影禁止の絵画と許可している絵画があり、違いを聞いたところ「著作権があるものは撮影NG」とのことでした。
■東京富士美術館
JR八王子駅よりバス
創価大正門東京富士美術館下車 目の前
入館料 1000円(ぐるっとパスで無料)
●常設展
広々として綺麗な館内でゆったり観ることができました。
●読書する女 ピエール=オーギュスト・ルノワール
●森の小憩 アンリ・ル・シダネル
●田園の奏楽 フランソワ・ブーシェ
●レディース・コーヴ・ラングランド湾・ウェールズ
アルフレッドシスレー
この絵は絵葉書にもなっていて閉館直前に慌てて買いました。色合いが素敵ですね。