コレステロール値は下げ過ぎても問題が・・

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悪玉扱いされているLDLコレステロール。多すぎると酸化して血管に付着するため炎症を起こし動脈を硬くしてしまいます。上の絵にあるような男性(女性も)の場合は、LDLは間違いなく悪玉と言えるでしょう。

だからといって薬でコレステロールを下げすぎたり、ダイエットでコレステロールが低くなりすぎている人には大いに問題があるのです。

食後中性脂肪値が高くても脂質異常症に

脂質異常症の基準値は以下のようになっています。
LDL(悪玉)コレステロール・・140㎎dl以上(120-139は境界型)
HDL(善玉)コレステロール・・ 40㎎dl未満
中性脂肪(TG)・・・空腹時 150㎎dl以上 食後時 175㎎dl以上

新しい基準としては、中性脂肪値が、空腹時(10時間以上)だけでなく、食後に175㎎dl以上あっても脂質異常症とみなされるようになったことです。

空腹時の中性脂肪が正常範囲でも食後中性脂肪が高ければ高リスクと言うことが分かってきたからです。これからは病院で採血をする予定の時に、あえて食後を選ぶのもお勧めかもしれません。

食事後1時間で採血すれば食後高血糖の有無が分かりますし、食後中性脂肪値がどれぐらいあるのか分かります。

薬を出す基準は?

LDLが140㎎を過ぎても食事や運動で様子をみることが多いようです。ただし糖尿病や脳梗塞などの疾患があったり高年齢だったりするとリスクが高いと判断され薬を出される場合が多いようです。

コレステロールが低すぎると起こること

分子整合栄養医学の分野ではコレストロールは低すぎるとかえって問題であるとの認識です(高リスクの人は除く)。コレステロールが低いと以下の様な問題があるからです。

◆脂肪の消化吸収に支障が出る
脂肪の消化に必要な胆汁酸はコレステロールから作られます。脂肪は胆汁酸によって乳化(水と油が混ざるようにすること)してからリンパ管で運ばれます。コレステロールが少ないと脂質の消化がしづらくなってしまうのです。
◆脂溶性のビタミンが身体の隅々まで運ばれない
ビタミンA・D・E・Kの脂溶性ビタミンも胆汁酸による乳化が必要です。胆汁酸が少ない(コレステロールが少ない)と脂溶性ビタミンの吸収が悪くなり、皮膚や目、免疫、骨が弱くなりやすくなってしまいます。
◆細胞膜が弱くなる
細胞を包む膜は脂質でできています。血管内皮の細胞膜が弱くなることで血管が破れやすくなるなどの弊害も起こります。

何度も言いますが、脳卒中や心疾患などを合併しているリスクの高い人は医師の指示にしたがったほうがいいです。

でも、コレステロールは低ければいいってものではないことを是非知っておいてください。

コレステロールが高い食品だから、と肉、卵などを一切食べないような食生活はせず、適度に食べて運動をするのが最良の方法・・と私は思います。
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