MBA ファイナンス WACC(資本コスト)について

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ビジネス・マーケティング
こんにちは!

前回まででファイナンスの基礎であるCFや現在価値について説明致しました。
その後、NPVについても概要及び数値例を用いて紹介させて頂きました。
続いて、NPVの元となるDCFの現在価値を行うWACCについて説明致します。

(ちなみに以前のブログにもCAPMやWACCを説明したブログにも割引現在価値に少し触れたのですが、数学的要素が多く、分かりづらかったかなと思うこともあり、再度紹介しようと思った次第です。)



NPVのベースとなるDCFの割引率で用いられることの多い、WACCについて説明していきます。
(まずは説明スライドをご覧ください)
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WACCは、Weighted Average Cost of Capital:加重平均資本コストの略称であり、その名称の通り、自己資本から生じる株主資本コストと他人資本から生じる負債コストの加重平均として計算されます。

その2つの資本コストについて説明していきます。

まず、株主資本コストとなりますが、株主が求める期待収益率と言われており、株主が企業に投資する代わりに求める最低限のリターンを指します。

計算方法はCAPMやDDMという難しい考え方を用いるので、今回の説明では割愛しますが、一般的には5~7%と言われています。

一方、負債コストについては、借入などから生じる支払利息のことになります。また、支払利子は、税務上の費用となりますため、節税効果があり、WACC計算上は、(1-実効税率)を掛け算します。

この2つの加重平均したものがWACCとなります。

つまりは、株主及び債権者の期待収益(企業側はコスト)に応えるため、WACCを超える収益率を達成しないと現在価値が少なくなってしまうため、投資判断のハードルレートとして用いられるのです。

結果的に、WACCを用いたNPVが正であれば、投資価値があるため、投資実行とります。

他にもIRR(Internal Rate of Return)・回収期間法などの考え方もあり、一つの指標で判断するのでなく、複合的に判断するのが通常となっています。



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