それでは、内観講座の第4回を始めていきます。
前回は、内観の大まかな流れの①~②の工程について解説しました。
今回は③~⑤の工程を解説していきます。
内観の流れ
① 目を閉じてリラックスする
② 目の前にもう一人の自分をイメージする
③ もう一人の自分に問いかける
④ 問いかけを通じて問題の本質を癒す
⑤ もう一人の自分を自分自身と重ねる
③ もう一人の自分に問いかける
では、もう一人の自分に問いかけをしていきましょう。
何を問いかけるかは自由です。
自分が知りたいことや解決したいことについて問いかけてください。
例えば、モヤモヤしていることがあれば、
「なぜモヤモヤしているの?」
現実で起こった出来事に対しては、
「なぜこの出来事を引き起こしたの?」
「過去の問題を繰り返しているの?」
といったように問いかけていきます。
ここで大切なのは、もう一人の自分のイメージから浮かんできた言葉や感情に対して正直になることです。
このもう一人の自分のイメージは、あなたの深い部分にある本音です。
しっかりと認め、許し、癒していきましょう。
④ 問いかけを通じて問題の本質を癒す
問いかけを続けることで、自分がこの問題に直面した理由が見えてきます。
たとえば、
「この感情を味わいたかった」
「思い込みを手放したかった」
「過去の傷を癒したかった」
「自分を認めたかった」
といったさまざまな答えが浮かんでくるでしょう。
その答えを素直に認め、許していきましょう。
ここでは「良い・悪い」と判断する必要はありません。
ただありのままを受け入れ、「もう終わったこと」と伝えて手放しましょう。
もし「認めて許す」ことに抵抗を感じる場合は、まだ解決しきれていない部分が残っている可能性があります。
そのときは、「なぜ抵抗を感じるのか?」とさらに深掘りしてみてください。
もしイメージが進まず、思考が固まってしまう場合は、それは「ブロック」です。
この「ブロック」は自分だけで解決するのが難しいことが多いため、その場合はヒプノセラピストに解除を依頼するのが有効です。
もちろん、私もご協力いたします。
⑤ もう一人の自分を自分自身と重ねる
癒しが完了したと感じたら、もう一人の自分を自分自身と重ねるイメージをしましょう。
その後、内観を始める前に解決したかった事柄をもう一度イメージしてみてください。
その際、以前のように感情が揺さぶられなかったり、感じ方に変化があれば、内観は完了です。
この感情や考え方の変化こそが、内観の醍醐味だと私は考えています。
私自身、この内観を通して多くの思い込みやジャッジを手放してきました。
内観がうまくいかないときには、セラピストの力を借りながら取り組んできた経験もあります。
この「自分を知る」ための内観が、あなたのお役に立てれば幸いです。
まとめ
第4回の講座はここまでです。
次回は、イメージができない原因や対処法について解説します。
引き続きお付き合いいただければ嬉しいです。