それでは、内観講座の第5回を始めていこうと思います。
今回からは、内観がうまくいかない場面や、よくある迷いやすいポイントにフォーカスして解説していきます。
前回までの講座では、内観の大まかな流れについて説明しました。
内観の基本的な流れ
①目を閉じてリラックスする
➁目の前にもう一人の自分をイメージする
③もう一人の自分に問いかけをする
④問いかけを通して問題の本質を癒す
⑤もう一人の自分を、自分自身と重ねる
今回は「① 目を閉じてリラックスする」がうまくできない場合について解説します。
内観において、リラックスすることは非常に大切です。
なぜなら、興奮状態や緊張状態では身体の反応が優先されてしまい、静かに内面と向き合うことが難しくなるからです。
ですので、大前提として「リラックスできる場所」で内観を行いましょう。
寝室、リビング、自室、あるいは車の中など、自分が安心してくつろげる場所であれば、どこでも構いません。
また、体勢も自由です。座っていても、寝転んでいてもOKです。
それでもリラックスできない場合は、まず深呼吸を繰り返してみましょう。
ゆっくりと深い呼吸を何度か行うことで、心と体が自然と落ち着いてくるはずです。
それでもまだ心がざわつく場合は、心の中で「落ち着いていいよ」と自分に声をかけてみてください。
これは「自分自身に許可を出す」ことで緊張を和らげる効果があります。
それでもうまくリラックスできないときは、無理せず思い切って日を改めましょう。
内観は無理に行うものではありません。できないときは、無理にやらなくても大丈夫です。
この段階でリラックスできなかったとしても、自分を責めないでください。
「今は、内観を行うタイミングではなかった」――ただそれだけのことです。
それでは、今回の内観講座はここまでです。
次回は、「② 目の前にもう一人の自分をイメージする」がうまくいかない場合について解説します。
引き続きお付き合いいただけたら幸いです。