それでは、内観講座の第6回を始めていこうと思います。
今回も、「内観がうまくいかないと感じる部分」や「よくある迷いやすいポイント」にフォーカスして解説していきます。
【内観の流れ】
① 目をつぶってリラックスする
② 目の前にもう一人の自分をイメージする
③ もう一人の自分に問いかけをする
④ 問いかけを通して問題の本質を癒す
⑤ もう一人の自分を自分自身と重ねる
今回は、②の「目の前にもう一人の自分をイメージする」がうまくできない場合について、詳しく解説していきます。
◆ もう一人の自分をイメージする、簡単なやり方
まず最初に、シンプルな「もう一人の自分をイメージする方法」をご紹介します。
もう一人の自分の全身の輪郭をイメージする
どんな服装をしているかをイメージする
どんな表情をしているかをイメージする
自分との距離感(どのくらい離れているか)をイメージする
どの順番でも構いません。自分が思いつくところからイメージしてみましょう。
ここまでを初めからスムーズにできる人は、かなりすごいです。できなくても大丈夫なので、安心してくださいね。
◆ なぜイメージできないのか?
第3回の講座でもお話ししましたが、「自分をイメージできない」という方は実はとても多いんです。
その主な原因は、「自分の心にフタをしていること」にあります。
たとえば――
「みんなもやってるし…」
「これくらい我慢しなきゃ…」
そんなふうに、本当の自分の感情をないがしろにしていませんか?
口に出す必要はありません。まずは、自分の心を感じることから始めてみましょう。
◆ 感情をきちんと感じる
日常の中で感じる、
「楽しい」「嬉しい」「悲しい」「ムカつく」など、
どんな感情も流さずに、ちゃんと受け止めてみてください。
心の中は自由です。
どんな感情を感じても、何の問題もありません。
◆ イメージに対する思い込みを手放す
次に、「イメージすること」自体への思い込みについてです。
「きちんとイメージできなければならない」――そんなふうに思い込んでいませんか?
たとえば、
「4K解像度のように、くっきりはっきり見えないとダメ」などと思っていないでしょうか?
そんな高いクオリティは必要ありません。
イメージの仕方は人それぞれです。
映画のように見える人もいれば、アニメのように感じる人もいます。
かくいう私も、「なんとなくもやっとしたイメージ」を見ている程度です。
見え方にこだわらず、出てきたイメージをそのまま受け入れてみましょう。
◆ 何も浮かばないときは…
それでも「何も浮かばず、真っ暗です!」という方もいるかもしれません。
そんなときは、心の中でこう思ってみてください。
「今はイメージが浮かばないんだね。でも、私は私の心を感じたいと思っているよ。」
一回でうまくいかなくても大丈夫。
日を改めて、二回、三回と繰り返すことで、もしかすると“もやっ”とした変化を感じられるかもしれません。
◆ それでも難しい場合は
何度やってもどうしてもうまくいかない…という方は、信頼できるヒプノセラピストのセッションを受けてみるのもひとつの手です。
もちろん、私もセッションを承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。
それでは、第6回の内観講座はここまでです。
次回は、内観の“核”とも言える「もう一人の自分に問いかけをする」について解説していきます。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。