では、第3回の内観講座を始めていきましょう。
前回は「内観の心構え」についてご紹介しましたが、今回はいよいよ内観の実践方法について説明していきます。
1. 内観を始める前に
まず、静かで邪魔の入らない場所を確保しましょう。
特に最初のうちは、集中しやすい環境のほうが内観がスムーズに進むためです。
次に、楽な体勢をとりましょう。座っていても、寝ていてもかまいません。大切なのは、リラックスできることです。
2. 内観の流れ
内観の基本的な流れは以下のとおりです。
①目を閉じてリラックスする
➁目の前に「もう一人の自分」をイメージする
③もう一人の自分に問いかけをする
④問いかけを通して問題の本質を癒す
⑤もう一人の自分を自分自身と重ねる
今回は、①と②の工程について詳しく解説していきます。
① 目を閉じてリラックスする
まず、目を閉じて深くリラックスしましょう。
もしリラックスできない場合は、深呼吸を繰り返しながら、少しずつ気持ちを落ち着かせるのが効果的です。
最初は緊張するかもしれませんが、焦らずにゆっくりとほぐしていけば大丈夫です。
このリラックス状態は、自分の心を感じるために必要です。
難しく考えずに、気楽に取り組んでみてください。
② 目の前に「もう一人の自分」をイメージする
次に、目の前に「もう一人の自分」をイメージします。
このイメージは、完璧である必要はありません。
「はっきりとした姿を思い浮かべなければならない」と思わず、ぼんやりとでも大丈夫です。
「もう一人の自分」は、自分の潜在意識や無意識の部分を表しています。
普段意識している自分よりも深い意識の層にあたるものです。
ただし、これを知識として軽く理解しておく程度で十分なので、あまり深く考えなくて大丈夫です。
また、「もう一人の自分」といっても、イメージしているのは紛れもなく自分自身です。
その姿を落ち着いて観察し、どんな表情をしているか、どんな感情を抱いているかを感じてみましょう。
もし、うまくイメージできなくても心配はいりません。
これはよくあることなので、後日、イメージできない場合の対処法について講座で紹介します。
3. まとめ
第3回の講座はここまでです。
次回は、イメージした「もう一人の自分」に問いかけを行い、内観を通じて自分を癒す方法について解説します。
次回もぜひお付き合いください。