⭐️文章のうしろにある 美しいものを感じる、ということ

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⭐️文章のうしろにある 美しいものを感じる、ということ〜
「イカの足2本分の文章」

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昔、吉本ばななさんのエッセイで、
こんな感じの文章があった。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

文章を書くことというのは

例えばあなたの目の前を、
巨大なすごくキラキラして美しいイカが
泳ぎ去ろうとしている。

そして私はその姿を
必死で書き留めるのだけれども、
たった足2本しか書けなくて、
そのイカは泳ぎ去ってしまう。

そして不思議なことに、
このイカの足2本分の文章を読んで、
うしろにあった大きな美しいイカの姿を、
鮮明に思い浮かべることのできる人たちがいる。

正直に言うと、
私はそういう人のために、文章を書いている。

しかし、そうでない人に向けてだと、
私はまさに「イカの足2本分の文章」しか
提供できていないことになる。

だから、いつかは
「誰が見てもすごいイカ」な文章を書くのが、
私の夢です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あのような文豪でもそうなのだから、
私の文章が「表現しきれて」なくても、
仕方ないかも。(^_^)

「ビジネスライティング」的には、不正解かもしれない。

でも私も同じように思う。
私も、そういう人のために 文章を書いている。

ただ「写実的にしっかり書ける」っていうことより、
その文の後ろにある 美しいものに耳をすませ、
「しっかり感じられる」っていうことの方を、
私は大事にしたい。

その大きなすごいイカを捉えて、
「美しい」って感動できる心とか、

あとは、人のお話や文章の後ろにある、
泳ぎ去ってしまう何か巨大な美しいものを、
しっかり捉えられる感性を持った自分でいたい。

そういうことが大事だと思っています。

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自分の内側に「ない」ものは、
表現できないし、ね。(*^_^*)

だからかな、
このエッセイは、
10代の頃から、今でも、私の心を支えている。

まさに昨日 プライベートで とある方に、
「イカの足二本のアナタだよね?」と
断定されてしまって、悲しかったので書いてみました。

もちろん、文章は、
上手になりたいけどね❤️(#^.^#)

繊細にお聞きします❤❤




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