「アカネ」で、ジュテーム?状態から脱し、現実を受け入れ・・・表面的には日常に戻るんだけど、体の中に残っている怒涛の愛の記憶が時々うずくんです。
失恋を癒すのは、時間ではありません。次の恋でもありません。
徹底的に破壊しつくされた自分を受け入れ、世界の中心がなくなってしまった世界でも、それでも生きていかなきゃいけないと思い知ること。
恋愛は残酷です。生死の問題なんです。魂の問題なのです。
だけどそんなダメージを受けても、大事な何かを失ってしまったとしても・・・それでもなんとか生きていけるんですよ!大丈夫。
ということが、非常によく分かる曲順になっているので、このスピッツのアルバム「隼」は私の中で殿堂入りなのです。
こんなのもう無理、耐えられない、全部破壊してしまえ!と散弾銃持ち出して自暴自棄になってはなりませぬ。
そんな気持ちになってしまった時には、私たちは同じ痛みを知る、芸術作品に触れなければいけないのです。
いつかの魂の危機のために、私たちは日ごろから常に素晴らしい芸術作品に触れておらねばならないのです。
癒されるためには、傷の状況を正確に把握することが必要になるんです。残念ながら、魂に効く麻酔は存在しません。ごめんなさい。