自民党総裁選、河野さんっぽいですね。
だけど、いつもどんでん返しってあるからねぇ。
河野さんくらい、国民に名前か知られていて、特徴のある政治家さんだったら、なんとなく期待しちゃう気持ちも分かるなぁ。
ところで、その河野さん、同性愛の結婚賛成してるじゃないですか。
それに私は待った~!と言いたい人なんですよね。
先進国とか進んでると言われている国では、同性同士の結婚が認められているし、別にそれで大きな問題にもなってないので、目くじら立てるようなことではないのです。
私も、同性愛が反対!というわけではない。
好き合ってる人どうし、一緒に暮らして、一緒に人生を共にして、お互い寄り添って生きていく、そういうの、素敵だし、そういう関係をちゃんと法的に認めてほしい、という気持ちは非常に理解できます。
同性愛の人が、なぜ結婚という形にこだわるのか・・・
例えば、パートナーシップ制度では穴が多すぎて、家族として認められないために、相手が死んでしまった場合、遺産などで不利な扱いをされることが多いという問題は指摘されてますよね。
病院でも、パートナーでは家族ではないので、病室に立ち入りができない、看取れないということで、切ない思いを強いられる・・・とかね。
やっぱり、ちゃんと支え合うパートナーとして、この二人で社会参加していきます!という表明をし、それを国からお墨付きをいただきたい、その方が安心だ、という気持ちは非常にごもっとも、であります。
遺産の問題なら、法的に「養子縁組」しちゃえばいいんじゃねーの?と思いますけど・・・「私は、養子じゃなくて、パートナーなんですぅ~!」と、自分が望まないレッテルを張られちゃう違和感といら立ちがあるんでしょうね。
現行のパートナーシップ制度に穴があるのなら、その穴をふさいでバージョンアップさせる方向に運動を進めていくこともできるはず。
なのに、なぜ、結婚にこだわる?
謎だ・・・。
少数派だからといって、差別されるのは良くないが・・・日本では「基本的人権」というものが保障されている(はず)。
誰がパートナーだからといって差別されることはない。
相手が同性だろうと、歳の差があったとしても・・・犯罪でなければ。
それにそもそもで、性的なパートナーが誰であるか、なんて別に社会生活に何の影響も与えないじゃないですか。
犯罪でなければ・・・。
それをわざわざ社会生活で、会社や学校でカミングアウトだのしようとして、それを丸ごと受け入れてもらいたいというのは甚だ図々しくはないですか?と私は問いかけたい。
そんなことをしたら、こっちだって・・・・なんか表明しなきゃいけないのかなって気持ちになるじゃないですか。
私が、誰と、どんなセックスしてるのかなんて仕事先の人や友人にまで教える気ないんですけど?
正常位が好きとか、騎乗位か好きとか・・・ねぇ・・・そんなの言う必要ないじゃん。
それをわざわざ言いたがる人の気持ちがわからない・・・。
自分が誰に性的に興奮するか、なんて別に社会生活に全く必要のない情報。それを「私は私だから」「自分らしく」という言葉で誤魔化してるような気がしてならない。
話がかなりズレましたね。
結婚というのは別に性的関心の表明ではないですね(笑)
結婚というのは「社会生活における最小単位」の表明と解釈しているわけですよ。
結婚に愛とかセックスを紛れ込ませるから、話がややこしくなるのだ、ということを言いたいわけです。
さらに言うなら、性的少数者って、同性愛者だけではないんですよ。
痛いの、汚いののプレイが好きな人もいるしー近親相姦・・・ロリ(これは犯罪)・・・複数の恋愛対象を持つというポリアモリーとかさ・・・ラブドールと結婚式しちゃう人もいるしさ。
同性愛者だけ「自分たちも社会的に堂々と認めてもらいたい」と表明することで、それを受け入れられたとして・・・他の少数派はどうしたらいいんだ問題が発生するだろうがよぅ(笑)
というわけで、私は、この同性愛同士の結婚を認めるくらいなら、結婚制度の廃止を提案したい派です!
それで結婚という制度をなくし「グループ」として登録するようにしたらいいんじゃないだろうかと思うわけです。
そっちの主張をする方が、ノーマルな人の利害にも関わって来るので、全体の問題として提起できる。
同性愛結婚を認めろと主張しても、利害があるのは、同性愛者だけだもん。
それでは、大多数の人の関心を集めることができない。ムーブメントになりにくい。電通さんの力を借りる必要が出てくる・・・。電通さんが出てくると途端に陰謀論的になってくる・・・(笑)
何かのプロパガンダなんじゃないかーみたいな疑いを持つ人も多いんじゃないですかね。
ノーマルな人でもこの結婚制度を廃止し、家族グループ制度の方がメリットあると思いますよ。
男性も女性も、一人のパートナーに決める必要がなくなる。
例えば、AさんとBさん、どっちと結婚しようかな~?なんて悩まずに、両方ともと「家族グループ」として社会参加します!と表明すればいい。
一人の女性と結婚したが、実は愛人がいる。という場合も、愛人もグループに引き込んじゃえばいい。
「奥さんと別れて私と結婚して」問題がなくなるんです!
女性だって「お金持ちのAさんと、貧乏だけど見た目がいいBさん」両方ゲットしちゃえばいいし。
女性と結婚し子供もいるが、後になって自分がゲイだと気が付いた、という場合も、奥さんと子供と別れずに自分の好きな相手とも家族単位として矛盾なく社会活動を送っていくことができるのですよ。
・・・本人たちがどう感じるかは別だが・・・感情の問題はあるのは否めないが・・・
子どもが生まれたら、その家族グループの子供として登録してもらえばいいしー。
その子供が成人したら、別の家族グループに移動したり、独立して別の人とグループ組んでもいいしー。
「お父さんと結婚したい」とか「お母さんと離れたくない」という人、「お兄ちゃんと結婚したい」「パートナーは妹しかいない!」という人だって、グループ登録という形なら、ずっと一緒にいられるし、法的にも認められた「家族グループ」として社会参加できるじゃないですか。
とにかく、国としては、個人の関係性を単位として把握できればそれでいいんだから、それが結婚という男女二人組を基本にしなくたっていいわけですよ。
むしろ、そっちの方が多くの人にとってメリットあると思いますよ。
おひとり様で生活しても、いざという時にはやっぱり心の許せる人に後を頼みたいという場合・・・友達同士でグループ登録しちゃえばいい。
弟や妹、他の血縁、友達のグループに混ぜてもらうことも可能。
一人っ子同士の結婚で「親を捨てるみたい」って感覚を持たずに「両家でグループ登録しちゃえ☆」ってことも可能。
夫婦として登録しなくて済む分、男とか女とか気にしなくていいので、トランスジェンダーや性別未決定の人にとっても抵抗感少ないんじゃないでしょうか。
自由度めっちゃ上がるじゃないですか。
こうなると、結婚制度そのものが差別的とも思えてきませんか?
だが、確かに、ここまでの大変革だと、税制から何から変える必要が・・・・
めんどくさい!非現実的この上ない。
現状から言ったら、このまま同性愛の結婚だけが認められるというイビツな形に落ち着くんでしょうけどね。
いいんです、理解されなくても。