🌟毒親サバイバーの憂鬱 8

🌟毒親サバイバーの憂鬱 8

記事
コラム

ー 私 ー

毒親サバイバーの
『自分の人生をどう生きたいのか』
『自分がどうしたいのか分からない』
というのは
判断能力がないからではなく
判断の基準が自分の中に育たなかったから


普通の家庭なら
『今日は何食べたい?』
『どっちが好き?』
『嫌なら嫌って言っていいよ』

みたいなやり取りを
何千回も繰り返しながら

私は何が好きか
私は何が嫌か
私はどうしたいかを覚えていく


しかし毒親家庭では
『親が何を望んでいるか』
『親を怒らせない答えは何か』
『親を不機嫌にしない行動は何か』

が最優先になる。


だから大人になったとき
『私はどうしたい?』
という問いに答えられなくなる。

親の意見に合わせ
親の理想を生きる。
親が喜ぶ答えを探し
親が望む人間になろうとする。
そこに『私』は存在しない。


そして厄介なのは、毒親は長い間それを
『この子は優しいから』
『この子は気が利くから』
『この子は思いやりがあるから』
と刷り込んでいく。

親の機嫌をとり、尽くし
従順に従う事を
『良い事』と覚えていく。


実際には
自分の人生を生きる前に
親の人生を生きていただけだったりするのだが。


毒親サバイバーのやるべきことは
『親を許すこと』でも
『親を憎むこと』でも
『親を理解すること』でもない。


まず
『私は本当は何が好きなんだろう』
と向き合うこと。

何が正しいか分からないのではない。

毒親サバイバーは長い間
『私の人生』を生きてこなかった。

だから『私』がどうしたいのか
分からない。

『親は何故あぁだったのか』
『親の苦しみは何だったのか』
『親をどう受け止めればいいのか』

これらは全部主語が『親』だ。
『私』じゃない。


毒親サバイバーがやるべきは
・私は何が好きか
・私はどう生きたいか
・私は誰といたいか
・私は何をされたら嫌なのか

主語を『私』にすること。

そうして初めて
『私の人生』が始まる。
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