🌟毒親サバイバーの憂鬱 12

🌟毒親サバイバーの憂鬱 12

記事
コラム

ーー 習 慣 ーー

良い習慣も、悪い習慣も
長い時間をかけて体にしみ込んだ習慣を変えることは
難しい。

苦しくても
悲しくても
寂しくても
不安でも
本当は嫌で嫌でしょうがなくて
怒り狂っていても
その感情を、自分で力尽くで押しつぶして
相手が望むことは何かを見極め
それに合った自分を演じる

それこそが
相手を喜ばせる事であり
自分が褒められることであり
怒られたり責められたりせず
自分が無難で安全に過ごせる方法であることを
物心ついたころから学んでいると
それは毒親に対してだけでなく
他者に対しても、同じような対処をするようになる。

自分の感情を表に出さないようにするのは
個性でもなく、好きでやっているのでもなく
子供の頃に身に着けた
安全に過ごす術だったりするのだが

自分の感情を隠し他者に迎合するのは
子供社会だろうと、大人社会だろうと
攻撃対象になりやすい。

しかし嫌なことをされるのに慣れてしまうと
『嫌だ』というタイミングが分からない事が多い。
『嫌だ』と他者に怒ることが
やってはいけない事に感じてしまう事もある。

本当は物凄く嫌なのに
どう伝えていいか分からなくて
笑ってやり過ごしてしまう事がある。

これは、毒親に対しての対処法なのに
自分の感情を押し隠すことが
他者と上手くやる習慣になってしまい
本当の自分がどんな自分なのか
分からなくなってしまう。

社会に出ると
『嫌なら嫌と言えばいい』
『もっと強くなればいい』
『はっきり断ればいい』
と言われることがある。

しかし毒親サバイバーは子供の頃に
・嫌だと言ったら怒られた
・泣いたら責められた
・反論したら倍になって返ってきた
・空気を読んで毒親に合わせた時だけ安全だった
そんな経験を繰り返し
『嫌だを言わない方が安全だ』
『相手に合わせた方が人間関係は上手くいく』
という学習をする。

毒親を持つサバイバーの、悪しき習慣だ。
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