多くの場合、それは『気分』に行き着く。
人はやる気があるときには動けるが
気分が乗らなければ簡単に止まってしまう。
つまり、気分に依存している限り
習慣は安定しない。
一方で、習慣が定着している人は
必ずしも毎回やる気に満ちているわけではない。
むしろ気分に関係なく
『やるのが当たり前』という状態を作っている。
ここに大きな違いがある。
やる気は波があり、気分は変わる。
しかし習慣は、その波の影響を受けにくい仕組みとして存在する。
問題は、私たちがしばしば『気分がいいときにやるもの』
として物事を捉えてしまうことだ。
その結果、少しでも面倒に感じると後回しにし
やがて途切れてしまう。逆に、どんなに小さくても
『気分に関係なく続ける』行動を積み重ねていくと
それは徐々に意志の問題ではなくなる。
習慣とは、特別な努力の結果ではなく
気分という不安定な要素から
行動を切り離すことで育っていく。
気分に従うか、それとも距離を置くか。
そのわずかな違いが
続く人と続かない人を分けている。