昨日Xでつぶやいたポストの背景となったお話を一つ。
そのポストは、
『新卒採用を担当してるけどさ、彼ら・彼女らの人生の転機に立ち会ってるんだと考えると、相応の覚悟と姿勢で臨まんといかんよな〜と。ある新卒学生からのメッセージで気付かされた次第🤔』
と書いたのですけどね。
新卒採用はもちろん会社の人材を確保するために行います。
ですので人数確保が求められます。
そして優秀な人材の確保が目標だったりもしますね。
そうなってくるとどうしても「会社目線」でしか物事を思考できなくなります。人を数字としか見なくなってしまう傾向があるかもしれません。
当然っちゃ当然なんですが、相手が「人」である以上は同じ目線で向き合うことが大切だとも思うのです。
採用・不採用という結果や、目標数だけを見るならばそれでもいいかもしれません。しかしそこで縁が切れるとは言い切れません。
・相手がお客さんになるかもしれない。
・取引先の担当になるかもしれない。
・人生において重要な相手になるかもしれない。
そう考えると相手に向き合うことってとても大切だと思いませんか?
会社にとっては数いる応募者のたった一人かもしれないですが、応募者にとっては見定めて応募した企業のうちの一つなのかもしれないのですから。
そのように向き合う姿勢が信頼を醸成し、たとえ入社することはなくとも会社に対して良いイメージを持ち続けてくれる可能性を高めます。
で、冒頭のポストの背景となった出来事が内定を辞退した新卒学生とのやりとりです。
すでに辞退して数ヶ月経過していましたが、私から伝えたいことがあってLINEしたんですよね。内容は彼らにとってメリットというか心の拠り所になるかもしれない内容です。
その時に返信してくれた内容を読んで、そのポストに至ったわけです。少し紹介したいと思います。
。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・
①『お久しぶりです。メッセージを拝見いたしました。
御社・・・特に亀岡さんには、昨年夏のインターンシップから選考までの約半年間に渡ってお世話になり、私の就職活動における大きなきっかけを作ってもらい、どんな相談にも乗ってもらえたこと、大変ありがたく思っています。
そして、今回も心強く嬉しい連絡を頂きとても感謝してます。もしご縁がありましたら、御社に連絡させていただきます。ありがとうございます。』
②『ご迷惑をお掛けしたにも関わらずこのような有難いお話をいただき、正直、自分の中で嬉しさと申し訳なさの両方がありました。
ですが、現時点での私を見守ってバックアップしていただくことに今はただただ感謝の気持ちしかありません。本当にありがとうございます。
就職活動を通して貴社、そしてなによりも亀岡さんと出会えたことが今の私にとって、とても大きな転機となりました。大きく成長した姿をお見せ出来るよう今一度気を引き締め留学に臨みたいと思います。
最後になりますがいつも熱いエールをいただき、そして見守っていただき本当にありがとうございます。』
。・゜☆・゜・ 。 ・゜・☆。・゜。・。。・
と、とても嬉しく心温まる返事を寄越してくれました。(本音はもちろんわかりませんが)
これは今に至るまでに彼らと接してきた積み重ねがあったからこそだと感じます。「企業と応募者」ではなく『人と人』として接してきたからに他なりません。
もちろん、このような姿勢で望んでいるのは会社のブランディングという側面は否定しません。しかし、応募者が選考で不合格になろうが、内定を辞退しようが姿勢は一貫していました。態度を変えることもありませんでした。
縁が切れるからといって塩対応になったり連絡を疎かにすることはありませんでした。残念ながら選考を通らなかった相手にも、次に繋がる助言も丁寧に行ってきたのですから。
私が守ってきたウェイトは会社30:相手70です。これはこれからも変わりません。この姿勢こそが、たかだか中小企業の1社であるのに人材確保に苦慮することがなかった歩みだと感じています。
今日はこんなところで。