部下の「大丈夫です」を信じない。私が現場で「わからないフリ」を仕掛ける理由

部下の「大丈夫です」を信じない。私が現場で「わからないフリ」を仕掛ける理由

記事
コラム
研修や業務共有の最後に、
「ここまでで質問はありますか?」と聞いたとき

高確率で「大丈夫です」と答える。

この「大丈夫です」の言葉を、言葉通りに受け止めていませんか?

それは「完璧に理解した」のではなく、
「何がわからないかが、わからない」という暗号であることが多い気がします。

素直に「何がわからないが、わからないのでとりあえず大丈夫です💦」と答える方もいます😅

そんな時、私は堪らず次のような質問を投げかけてしまいます。

「あれ?〇〇ってどこに書いてあったっけ?」

「あら!?〇〇について次は何を開くんだっけ?」

あえて「無知な先輩」を演じてみる。

研修担当ばかりしている方は、そんなことはないと思いますが
たまにしかしない研修や共有は、
普段何も見ずに業務をしている事が多いので
本当にどこに書いてあったか忘れるんですよね😅

ここでのミソは『あっ、私試されている・・・」と思われない位
自然に質問する事。
(本当にわからないときはそのままで大丈夫です(笑)焦っているのもそのままでOK👍)

「教える側」に回された瞬間、研修者の脳はフル回転を始め、
初めて「マニュアルのどのページを見るべきか」を自分で探し出す

ただでさえ緊張している中、短時間ですべての情報を理解し覚えるのは至難の業です

それに加え、あたかも私の研修ちゃんと聞いていたかテストします!みたいな空気感で質問すると、答えられる人もいますが、緊張が勝ってその場をクリアするとなかなか定着しない事が多い気がします。

研修担当者と受講者の関係性、携わった期間にもよります
テスト(確認)的に聞いてOKな間柄と
わからないフリをした方が良い場合(まだ業務開始後、間もない方)。
👉こちらを使い分けできるようになると研修のスペシャリストと言えますよ✨


目指すのは「暗記」ではなく「検索できる力」「対応力」
すべてを完璧に記憶してもらう必要はありません。

大切なのは、「これを見れば、自分で解決できる状態」まで
認知度を引き上げてあげることではないでしょうか。


正論で上から教え込むリーダーよりも、

下から「教えて?」と巻き込むリーダーの方が、

結果として部下は爆速で育ち、業務を『自分事』として捉えてくれます。


相手の「大丈夫です」という暗号にガッカリする前に、
ちょっと「可愛い先輩」を演じてみませんか?


勝手に育つ「引き出しの技術」、一緒にお話ししてみましょう。


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