部下を褒めても距離が縮まらない|結果より先に伝えたいこと

部下を褒めても距離が縮まらない|結果より先に伝えたいこと

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ビジネス・マーケティング
部下が仕事を終えたとき、

「よく頑張りましたね」
「助かりました」

そう伝えることはあっても、思うような結果が出ていないときには、何を言えばいいのか分かりませんでした。

結果が出た人には声をかけられる。

一方で、まだ途中にいる人や、うまくいかなかった人には、注意や改善点ばかりを伝えてしまう。

それでは、声をかけられる人が偏ってしまいます。

そこで、結果が出るまでの間に、部下が何をしていたのかを見るようになりました。

結果の前にも、行動はある

仕事が完成していなくても、その途中には小さな行動があります。

作業を始める前に、手順を確認していた。

問題が大きくなる前に、早めに報告していた。

自分の仕事を進めながら、困っている人に声をかけていた。

以前のわたしは、こうした行動に気づいても、わざわざ言葉にはしていませんでした。

けれど、本人からすれば、結果だけでなく途中の行動を見てもらえていることは、大きな安心につながります。

「よく頑張っていますね」と広く褒めるのではなく、

「作業に入る前に、関係者へ確認していましたね」

「問題が小さいうちに、相談してくれて助かりました」

自分が見た事実を、そのまま伝えます。

無理に褒めなくてもいい

関係性を良くしようとすると、たくさん褒めなければいけないように感じるかもしれません。

しかし、本人がしていないことまで大きく褒めれば、かえって不自然になります。

大切なのは、良く見せることではなく、実際に見えた行動を伝えることです。

「見ていましたよ」

言葉にすれば、それだけで伝わることがあります。

すぐに部下の反応が変わるとは限りません。

「はい」と短く返されて、会話が終わることもあります。

それでも、見てもらえていると感じられる時間が積み重なると、困ったときや迷ったときに、話しかけるための小さな土台になります。

明日は、一つだけ見つける

すべての部下の行動を見つけ、毎日言葉にするのは難しいと思います。

まずは一人に対して、一つだけで十分です。

結果を評価する前に、その人が途中で何をしていたのかを見る。

部下との関係性は、特別な面談や長い会話だけでつくられるものではありません。

日々の仕事の中で、その人の行動を見つけ、言葉にして返す。

その小さな積み重ねが、話しやすさにつながっていくのだと思います。

部下との1on1で、何を伝えればよいか、自分ばかり話してしまうと悩んでいる方へ、現在の状況に合った進め方を一緒に整理しています。

「部下との1on1の進め方を一緒に考えます」


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