現役の精神保健福祉士が回答した「ベストアンサー」#7

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コラム
精神科病院で働く相談員のottohと申します。

某知恵袋の「メンタルヘルス」カテゴリで、数百件を超えるご質問に回答させて頂いております。
その中でも、ベストアンサーに選んで頂いた質問と回答をご紹介いたします。
回答を見て頂くことで、メンタルヘルスに関して「こういう考え方もあるんだな」「こう捉えるといいかも」と感じ、少しでも生き辛さが軽減することにつながると良いなと思います。

今回は「うつの時に考えてしまう自分の存在意義」についてです。

【質問】
うつ病やうつ状態の時に考えてしまう思考

ちょっとしたことで自分は必要ないと思う、自分はいらない人間と思う
こういう思考は、うつ状態が良くなって病状が良くなりかけている時にも、こういう考えは残ってしまうものでしょうか?

ちょっとしたことで自分は必要ないと思ってしまう思考が、病気のせいなのか、元々の自分の性格で思ってしまうものなのか分からなくて悩んでいます。

【回答】
うつ病やうつ状態ではありませんが、私にも「自分は必要ないのでは?」という思いは、頭のどこかにはあります。

逆に、自分は常に人に必要とされている、という人って果たしてどれくらいいるでしょう?
私は、そんなにいないと思います。
誰しも、自分は必要とされているだろうかという思いの中にいて、必要とされるよう努力しようとするのではないでしょうか。

ただ、うつ状態の時は、「前向きに努力しよう」という意欲が低下する為、必要とされていないのでは、という所で思考が止まってしまいます。
結果として、自分はいらないのでは、という考えだけが残ってしまう。

考え方の傾向は、病気の影響も受けやすいです。
大切なのは、病気か性格かの線引きではなく、自分の考えが今どういう状態にあって、それが辛いか辛くないか、辛ければどう対処しようか、という事ではないでしょうか。

【質問者様からのコメント】
すごく納得できて救われました。
ありがとうございました。
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