『嫌われたくない』と思うほど、本音が言えなくなる理由

『嫌われたくない』と思うほど、本音が言えなくなる理由

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コラム
「本当は断りたい」

「本当は嫌だった」

「本当は自分の意見を言いたい」

そう思っているのに、相手を目の前にすると言えなくなる。

そして、

「大丈夫です」

「いいですよ」

と、つい相手に合わせてしまう。

そんな経験はありませんか?

もしかすると、その奥には、

「嫌われたくない」

という気持ちがあるのかもしれません。

「嫌われたくない」は悪いことではない


人から嫌われたくないと思うことは、決しておかしなことではありません。

人との関係を大切にしたい。

相手を傷つけたくない。

できれば仲良くしていたい。

そんな思いがあるからこそ、相手の気持ちを考えるのだと思います。

だから僕は、

「もっと自分の意見を言った方がいい」

「人のことなんて気にしなければいい」

と簡単には言えません。

それができなくて苦しんでいるのに、さらに「変わらなければ」と自分を責めてしまったら、もっと苦しくなるからです。

本音を言えないことより、気づかなくなること


僕が気になるのは、本音を言えないことそのものではありません。

時には、言わないことを自分で選ぶこともあります。

相手との関係や状況を考えて、あえて言わない。

それも一つの選択です。

でも、

相手に合わせることを繰り返しているうちに、

「自分が本当はどうしたかったのか」まで分からなくなってしまう。

そこは少し大切にしてほしいと思っています。

本当は嫌だったのに、

「別に大したことじゃない」

と自分に言い聞かせる。

本当は悲しかったのに、

「自分が気にしすぎなんだ」

と終わらせる。

本当は断りたかったのに、

「仕方ない」

と引き受ける。

それを繰り返していると、自分の心の声が少しずつ聞こえにくくなってしまいます。

まず「言う」より「気づく」


だから、いきなり

「本音を言える人になろう」

としなくてもいいと思うんです。

その前に、

「私は本当はどう感じていた?」

と、自分に聞いてみる。

たとえば、誰かに頼みごとをされて断れなかったなら、

「本当はどうしたかった?」

と聞いてみる。

「本当は断りたかった」

という答えが出たら、まずはそれで十分です。

すぐ相手に伝えなくてもいい。

行動を変えなくてもいい。

まず、

「自分は断りたかったんだ」

と自分自身が分かってあげる。

それが、自分の気持ちを取り戻す最初の一歩になると思います。

「嫌われたくない」の奥には何がある?


もう一つ、自分に聞いてみてほしいことがあります。

「もし嫌われたら、私は何が怖いんだろう?」

ひとりになるのが怖い。

職場に居づらくなるのが怖い。

悪い人だと思われるのが怖い。

期待に応えられない自分になるのが怖い。

そこには、人それぞれ違う気持ちがあるはずです。

「嫌われたくない」という言葉だけでは見えなかった、自分が本当に怖がっているものが見えてくるかもしれません。

それが分かると、

「じゃあ私は、これからどうしたい?」

を考えやすくなります。

自分の気持ちも置いていかない


相手を大切にすることと、自分を大切にすること。

どちらか一つを選ばなければいけないわけではありません。

相手の気持ちを考えながら、

「私はどう感じている?」

にも耳を傾ける。

相手も大切。

自分も大切。

その間で悩みながら、自分で選んでいく。

僕は、そんな生き方があってもいいと思っています。

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一人で考えても、自分の本音が分からない方へ


長い間、人に合わせることを優先してきた人ほど、

「私はどうしたい?」

と聞かれても、すぐには答えが出ないことがあります。

そんな時は、一人で無理に答えを出さなくても大丈夫です。

人の目や評価を気にしすぎて、自分の気持ちが分からなくなっている方に向けて、テキスト相談を用意しています。

「何が苦しかったのか」

「本当はどうしたかったのか」

「これから何を大切にしたいのか」

答えを押しつけるのではなく、お話を聞きながら一緒に整理していきます。

相談内容がまとまっていなくても大丈夫です。

「何から話したらいいか分からない」からでも始められます。

▶︎ 人の目を気にしすぎる心を一緒に整理します



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