さっそくですが訂正です。そして臨床経験についての余談です。

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臨床経験17年目の獣医師です。


あれ?



と思われた方、私のブログをよく見ていただきありがとうございます。

前回まで私は「臨床経験18年目の獣医師です。」と名乗っていました。
今回4月を迎えたので臨床経験がまた一年増えたと思い、自分の大学を卒業した年から改めて数えたところ、今までが16年目で4月からは17年目となることが分かりました!

初期段階での私の単純な数え間違えでした。

ブログを始めたばかりなのに初めから訂正することになりました。
申し訳ありません。
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これから1年間は「臨床経験17年目の獣医師」と名乗らせていただきます。
改めてよろしくお願いいたします。

ちなみに今回の訂正のついでに何ですが、せっかくなので獣医師の臨床経験についてお話をさせてください。

いままで私は複数の病院で勤務し、多くの先生を見てきました。そして先輩の先生からの多くのことを教えて頂きました。
これまで私が学んだことから総合した獣医師の臨床経験のレベル感覚についてお伝えします。

獣医さんは大学を卒業し、はじめに勤務する動物病院によっても大きく異なってきますが、

働き始めの臨床経験1,2年目はほぼ役に立ちません。日々勉強し、自分の糧になるように吸収する時期になります。飼い主様におきましてはくれぐれも皆様温かい目で見守っていただければ幸いです。
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3年目くらいで一通り動物たちの病気を経験し、先輩獣医師に頼ることなくようやく一人である程度の自信をもって診察できるようになります。

4,5年くらいでおおよそ診察の8割くらいの病気の診断や治療ができるようになるのでこれくらいからは一人前と言っていいと思います。

※ただしこれはあくまで内科の治療に関してです。外科に関しては経験数がものをいうため、臨床経験が5年合ってもほとんど手術のできない獣医さんもいると思います。


6年目以降は、各先生自分の得意分野を持つように勉強する先生や、開業の準備を始める先生などその先生によって獣医師としての方向性が変わってきます。

ちなみに私は腫瘍を詳しく勉強して経験も積んでいますが、今は小さな病院で院長として働き、地域の獣医療に貢献できるように日々診療を行っています。


ということで今回のブログのまとめとしては、自分で言うのは何なのですが、私の臨床経験17年目というのはある程度経験を積んでいるベテランな先生ということになります。

自分でベテランなんて言うな!!ってかんじですよね。😅
あくまで主観でありますが、獣医師の臨床経験はそんな感じだとお考え下さい。

気持ちは20代とそんな変わったつもりはないのですが、年は確実に取ってきています。😓

そんな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします!!

それでは次回より前置きしていた薬の話を再開したいと思います。

次回へ続く


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