足りないことより、今あるものに気付く

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ビジネス・マーケティング

1.足りないことや出来ないことに囚われる

人生において、自分に足りないことや出来ないことにどうしても意識が向きがちです。

特に、仕事ではその傾向が強くなります。

なぜなら、それが成果や実績に反映してしまうからです。

たとえば、英語が話せないから○○○の仕事ができないとか、高卒だからこれ以上の昇進は無理だろうと、自分の不足している点をあげて制限を設けてしまうことがあります。

そして、これがきっかけとなり自己評価が下がり、やる気やモチベーションを無くしてしまうこともあるでしょう。

「どうせ自分は○○○だから」と。

このブログをお読み頂いているあなたもその1人かもしれません。

足りないことや出来ないことに囚われることが原因で、自己肯定感を失い、その結果精神的なストレスや不安を引き起こす方もいらっしゃいます。

そのため、足りないことや出来ないことに目を向けるのではなく、今あるものや出来ることに焦点を当てることが重要です。


2.今あるものや出来ることに着目しよう

今あるものや出来ることに着目することは、自己肯定感が高まり、モチベーションが向上します。

英語が話せなくてもパソコンが得意とか、高卒だけど難関の国家資格を持っているなど、業務に直結するスキルや資格により自分の評価が高まり自信を取り戻すことができます。

また、今あるものや出来ることに焦点を当てることで、現実的な目標を設定しやすくなります。

そして小さな成功体験を積み重ねることで、より大きな目標に向かって挑戦する勇気が湧いてきます。

続ける意欲と行動力があれば、それを積み重ねることで、あなたにしか出来ない仕事をすることが出来るかもしれません。

自分の代名詞のような仕事が出来れば、自分から辞めない限り、あなたがその職場を去ることにはならないでしょう。

AI化により仕事を奪われることを心配される方が少なくありませんが、いくらAIが優秀でも、現状はインプット以上の仕事は出来ません。

つまり、AIよりも、それを扱う人間の方が優秀なわけです。

いずれ、AIが人間を超える時が来るとは思いますが、それまでは優秀な人材であり続ければ不安になることはありません。


3.あなたのリソースに気付く

私はココナラでいくつかサービスメニューを出品させて頂いています。

おおむね高評価を頂いていますが、その理由として多くの方があげてくださっているのが「自分の強みに気付けた」ということです。
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私は、その人がこれまでの経験から培った強みや長所、得意なことを見つけるに注力しています。

なぜなら、それに気付くこと、自覚できることが、一番自信につながるからです。

実は、多くの方が自分の強みや長所に気付いていません。

だから足りないものや出来ないことに意識が向いてしまうわけです。

自分の強みや長所をリソースともいいますが、自分のリソースに気付くことができれば、後はそれを高めることで更に優位なリソースに磨き上げることができます。

自分のリソースに気付くためには、アウトプットが必要であり、そのため自分が出来ることを書き出して視覚的に確認することが効果的です。

過去のキャリアの棚卸しは、転職活動だけではなく、自分自身を客観的に振り返るためにも、とても大切なことです。

おそらくあなたの会社でも、半年や1年に1回、評価面談を実施していると思います。

そしてなにより自分のリソースに気付くことは、他者との競争や比較から解放され、自分自身のペースで成長することが出来ます。

これにより、自己肯定感だけではなく満足感や充実感も高まり、より望ましい職業人生送ることが出来るでしょう。

足りないものや出来ないことにこだわるのではなく、既にあるものや出来ることに着目することで、より豊かな人生を築いていきましょう。
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