「自分の強み」を知って活用しよう!#ストレングスファインダー

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ビジネス・マーケティング
幼少期から学生時代にかけて、能力を平均点で測られたり、”できない事をできるようにしよう”というような機会が多い。

しかし人が成果を上げるためには、弱みを克服するよりも強みにフォーカスした方がパフォーマンスが上がるのではないかといわれている。

マネジメントで有名なピータードラッカーの名言にもこのようなものがある。

人が何かを成し遂げるのは、強みによってのみである。

弱みはいくら強化しても平凡になることさえ疑わしい。

強みに集中し、卓越した成果をあげよ。P.F.ドラッカー


強みに集中する‥できる事を認識して、強みに意識していく事は人生において、とても大切な事なのだと感じている。

■ストレングスファインダーとは
「ポジティブ心理学の祖父」として知られる心理学者ドン・クリフトン氏が開発した、「才能」を診断するツール。
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「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向けそれを活かすことで最大の能力を発揮する」
という考えに基づき200万人の成功者を調査し、人がもつ様々な才能をあらゆる角度から抽出し、共通性のある性質で分類し最終的にそれらを34の資質として特定し、各資質にはその資質の特徴を表す名前が付けられた。

177問の質問に答える事で、あなたの資質(才能の集まり)の順位を出してくれるというもの。

全世界で2500万以上(2021年6月現在)が活用していてフォーチュン500社の90%以上が、クリフトンストレングス(ストレングスファインダー)を活用し、強みに基づく人材開発の力を職場文化に取り込まれている。日本でも書籍は累計100万部を突破しており個人だけではなく、企業で実施されてたりする。

■ストレングスファインダーを受けて何が得られたか
診断した後、正直「なんかあたってる感じ」という印象でした…。そこからどう活用していくかはいまいち把握できてませんでした。

それでも、”強み”にフォーカスするという考え方に心を打たれ、Gallup社が開催しているストレングスファインダーのコースを4.5日間知識を学び、コーチングの実践を通して以下のような事を知りました。

1、客観的に自分の強みを理解する事ができた
普段あたりまえにやっている事って意外と自分の強みだと認識しにくい事に気がつきました。教えられた訳でもなく自然にやってるからこそ気がつきにくい。客観的に自分の強みを知る事ができました。

2、自分らしい成功パターンを知る事ができた
“自分らしい”がポイントで、自分の強みが活かされて、うまくいっていた経験の中から自分らしい成功パターンを知る事ができました。よく、”この方法で成功する!”的なレクチャー本もありますが、その人だからその方法で成功したという事もあるのではないかと思うのです。

自分なりの成功パターンは自分で見つけていく事をおすすめします!

3、自分の思考パターンを知る事ができた
自分の思考パターンを知る事で、どんな事で自分は動機付けされるのかを知る事ができ、相手との違いも意識する事で感情のコントロールができるようになりました。

■資質の診断方法
•アクセスコードが付属されている本を購入する
•米国ギャラップ社の公式サイトでアクセスコードを購入する
•アプリでアクセスコードを購入する
34資質のうち、金額によってTOP5、TOP34の順位を出してくれる。書籍だとTOP5まで出してくれるが、追加料金を払うことでTOP34までの順位の開示もできる。

■才能とは?
才能の集まりが”資質”となり、教えられた訳ではなく、自然と身についているもの。脳の神経回路の影響をうけていて15歳〜25歳位までにだいたい定まり、その後大きな環境の変化で変化する場合はあるが、基本的にはあまり変わらないといわれています。
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■投資とは
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■強みの構造
思考、感情、行動のパターン等、本来持っている才能に投資することで強みを活用していく。
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■強みに投資すると‥‥
できない事ではなく、できる事を認識し、使っていく事で、仕事でも生活の中でもパフォーマンスが上がる確率が高くなる。
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自分の成功パターンHowを知る
「何をやるか」ではなく「どうやるか」

■4つのカテゴリ
34の資質も実行力の資質、影響力の資質、人間関係構築、戦略的思考力に分類され大まかな傾向も知る事ができる。
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活用していくためには

■自分の強みを知る
診断結果の資質を元にまずは、自分自身を理解する。
自分では自然に出来てしまう事は、他の人にとって当たり前に出来る事とは限らない。例えば、ある人は教えられたわけでもなく人に共感する事が出来たり、ある人はいろんなアイディアを生み出す事が出来たり、ある人は積極的に学ぶことができたりする。同じ物事を達成するのでも、人の心をつかんで巻き込んでいく人もいれば、生き方に影響を与えて巻き込んでいく人もいる。
まずは診断結果を元に自分の資質を知り、自分の強みは何なのかを理解する。

■自分の強みを意識する
自分の資質を理解し、特徴と傾向をつかめてきたら、今までその特徴はどう活かされてきたかを振り返り、自分の強みを意識する。
”あ、こういう時に自分の強みがいかされてるな”と、今まで自然にやってきて、自分の中ではあたりまえに思っていたことが、意識していくと、色々な自分の強みに気がついてくる。

■活用していくために
何か課題があるとき、また目標達成にむけて、自分の強みをどう活用したら良いのかを考えてみる。
つまり、自分の強みを活かし、「どうやるか」
特に課題や目標がなくても、自分の強みを使ってどんな事ができそうかを考え、意識して活用していく事で、弱みを改善するよりもはるかにパフォーマンスが上がっていく。

■その他の活用の仕方
自分自身のことを理解したら、相手の特徴について理解したり、相手との補完関係として活用したりしてみる。
一人一人、感情や思考パターンは異なる。異なることで気持ちがずれることもあるかもしれないが、異なることで自分自身にはない考えを補完しあい、より良いチームや関係構築にも役立つ。
友人と交換してお互いの印象を伝え合う事で、お互いの事をより知れたり、逆に自分では気が付かない事をお互い伝え合えるので、そういう機会を持ってもまた活用していけるかもしれません。

■ストレングスコーチング

“強みを知って、この後の人生よりよくしたい”
“目標達成にむけて、自分の強みを活かしたい”
“診断してみたけど、その後どうすればいいの?”
という方、ストレングスファインダーの結果をもとに、自己理解、活していくストレングスコーチングをさせて頂いています!

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