【超妄想】メンタルケアラー専用支援制度、何があったらいい?

記事
コラム
カウンセリングやコーチング、必要なら医療制度も、ですが、メンタルケアラー(精神疾患・精神障害を持つ人をケアしながら生活している人)専用の支援制度って、今ないんですが、もしもあったら? を一人で妄想してみました。
昔の自分を思い出しながら、こんなのあったらいいな、とか。

ご意見ご感想、もちろん一緒に「これも欲しい!」みたいな妄想も大歓迎です!

妄想制度1:ケアラー休暇

介護休暇、出産育児休暇と同じですね。ずっと、って言うのはそれこそ終わりがない。でも、例えばうつ病とか、症状が一番重い時期だけでもケアラーが仕事を休んで一緒にいられると、大分違ってくると思うんですよね。
多分今はそんな制度はないから、退職せざるを得なくなって、余計将来が不安、みたいになっちゃってるのでは。私も転職や転居を繰り返しました。

妄想制度2:通院同行休暇

これも多分初期の、病気本人の症状が重い時。
一人だと通院が難しかったり、ケアラー側も先生とどんな話をしているのか気になったり、本人が伝えきれないことを補足したり、ということも含めて、通院同行ってすごく大事だと思うんです。でもケアラーの都合を考慮して土日しか通院できない、となると予約が取りにくかったり、混雑していたりします。平日に通院できるのは、本人の負担も軽くなりますよね。

妄想制度3:ケアラー自身の日中の居場所

障害者にはデイケアとか、地域活動支援センターなど、働くのとは別に「日中、家以外の場所で過ごす」ためのサービスがあります。これをもって、その家族に対しては「レスパイト(休息、息抜き)」という扱いになっていますが、結局本人がそこへ行かない限りレスパイトにはなりません。
病気ではないから、カフェでもどこへでも行けばいい、というと、「自分だけ楽しいことに逃げているのでは」という罪悪感を感じてしまう。
なら「制度利用」という名目があるほうが行きやすいかも。

それと、地域活動支援センターには精神保健福祉士がいます。同様にケアラーの「日中の居場所」にもソーシャルワーカーがいれば、ちょっとした相談をすることも出来ますよね。

妄想制度4:成人(20~64歳)精神障害者向けデイサービス

今も使っちゃいけないわけじゃないですが、デイサービスというと高齢者のイメージが強いですよね。
実は一番居場所がないのは、児童でも高齢者でもない「成人」の精神障害者です。行き場がないから家に籠るしかなくなる。すると一人にすることになるから、家族も心配で仕事をしていても気が気じゃない。飲み会も残業も断って仕事が終わればまっすぐ家に帰る、というサイクルが定着します。

さらに、精神障害者の場合、よく知らない人ばかりの大人数の場がまず無理です。だからカームダウン設備を持った、精神障害者専用のデイサービスがあったら、きっと安心して出掛けられるんじゃないかな。そうするとケアラーもその間は安心して仕事なり休息なり取り組むことが出来るでしょう。

妄想制度5:ケアラー向けの制度・サービス勉強会

私も実は精神保健福祉士になるまで知らなかったことがたくさんあります。

・障害者手帳
・障害年金
・傷病手当金
・ハローワークの「就職困難者」
・障害者就業・生活支援センター
・就労移行支援・定着支援制度
・地域活動支援センター
・精神病院の入院制度(任意、医療保護、措置、応急、緊急措置)
・精神保健福祉センター
・発達障害者支援法

もう挙げたらきりがないのですが、病院で教えてもらった「自立支援(精神通院)」以外ほぼ知りませんでした。名前は知っていても詳細が分からないから「自分たちは関係ない」とすら思ってた。

本当は本人が知っているのが一番ですが、多分そこまでの活力はないです。なのでケアラー自身の不安を和らげるために、ケアラー向けの勉強会制度があったらいいかも。

妄想制度6:ケアラー転職時の「就職困難者」適用

ケアラー本人が望んでいなくても、転職せざるを得ない状況は起こりえます。その時に通常の「自己都合退職」扱いにしかならないと、やはり無理をしてケアと仕事を両立せざるを得ない。例えば病気本人の主治医に「本人の困り具合」についての意見書か何かを書いてもらうことを条件に、ケアラーも就職困難者扱いで、自分達に合う次の就職先を探すことが出来たらいいかな、と思いました。

妄想制度7:ケアラーのメンター制度

家族会が今はその役割を果たしていると思います。ですが私もですが、私の周囲で「伴侶が精神疾患で…」というケースで家族会と繋がっている人はあまり見かけません。
そもそも存在を知らないのもあるし、自分たちの事情について話しにくい気持ちもあってハードルが高いのかもしれません。
それに、大人数でわさわさ話す内容じゃない気もします。
でも、経験者の話は聞きたい。病気本人の視点じゃなくて、あくまでケアラー目線で。

となるとメンター/メンティー制度があると助かるかも。
私も夫がうつ病になった当時は、同じ経験をしている人のブログがめちゃくちゃ助けになってくれました。それが制度としてあると、利用しやすいですよね。

妄想制度8:ケアラー自身のメンタルヘルスチェック制度

今全ての事業所に義務付けられている「メンタルヘルスチェック」ですが、これはあくまで「働いている人」とその職場環境をどう改善するか、という視点です。
メンタルケアラー、という視点では、当然ありません。だから自分がメンタルケアラーでも、職場のメンタルヘルスチェックを受けてもあまり引っかからないのでは。

「働く人のメンタルヘルスチェック」があるなら、「ケアラー版」があるといいかも。医療機関で受けるか、市町村に窓口があってもいい。1回数千円で、年1回くらい実施するとか。当然組織じゃないので、正直に答えたところで「誰かに知られるかも」もない。
そしてメンタルケアラーに特化したアドバイスや指示がもらえたら本当にありがたい!

妄想制度9:メンタルケアラー経験を生かしたピアサポーター制度

さっきのメンターと被るかもしれませんが、これは「資格化」してもいいかと。
こんなしんどい経験、かつ、他にはない貴重な体験を、ただ「あーしんどかった」で終わらせるなんてもったいない。だってその経験談を知りたい「後輩」はこれからどんどん増えていくはず。精神疾患罹患者数は右肩上がりですから。
ピアって、専門家には無い力強さがあります。ただ、経験者だっていうだけだと片手落ち。ピアとしてどう接すればいいのか、という、専門教育を受けた人がいると、「現役ケアラー」の支えになってくれるはず。

妄想制度10:お金・家計の相談窓口

やっぱり常に心配なのはお金なんですよね。
それも直近の話というより、数年後を見据えたお金の心配。
きっと今はそれなりに蓄えはある。だから生活困窮者とかそういう支援対象ではない。でもそうなったときに駆け込むんじゃ遅いし、そうなりたいわけでもない。
なら、これから、子供の教育費とか住宅関連とか親の介護とかも見据えて、どう準備していけばいいのか、という相談が出来る窓口があったらいいですよね。
もちろん、福祉制度活用も込みでアドバイスして欲しい。

blog260523_img01.png


こんな感じで、ご勝手に妄想してみました。
すでにある制度が含まれていたら申し訳ありません。
私自身、いちメンタルケアラーとしての要望も含めた妄想でした。
皆さまは、「こんなのも欲しい」というのはありますか?




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら