心理学が発見した「6つの恋愛スタイル」であなたの恋愛パターンが丸わかり。科学的自己分析で次の恋が変わる3つの理由

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自分の恋愛パターン・愛し方のタイプ


「なぜ、いつも同じような恋愛になるんだろう」

同じようなタイプの人に惹かれ、同じようなパターンで関係が始まり、同じような理由で終わる。デジャヴのような恋愛を繰り返している人は少なくない。

MBTI診断や星座占い、相性診断アプリで自分を分析してみたことはあるだろう。しかし、それらは恋愛に特化した科学的なフレームワークではない。あなたの「愛し方」そのものを分析するツールは、実はあまり知られていない。

Iさん(30代前半・営業職)は、恋愛経験はそれなりにあるが、どの関係も1年以内に終わってしまう。「いつも自分から冷めてしまう」と悩んでいた。一方で、Jさん(20代後半・デザイナー)は、恋愛するたびに相手にのめり込み、振られるたびにボロボロになる。二人の悩みは正反対に見えるが、共通するのは「自分がなぜそうなるのか」がわからないことだ。

恋愛心理学には、あなたの愛し方のパターンを科学的に分類するフレームワークがある。それが「6つの恋愛スタイル」だ。

1章: あなたの「愛のスタイル」は6タイプのどれか


恋愛心理学者リーが提唱した6つの恋愛スタイル分類は、占いや主観的な診断とは異なる、学術的な自己分析のフレームワークだ。35項目の質問に回答することで、自分の恋愛スタイルの傾向がわかるようになっている。

6つのスタイルを現代的な例え話で説明しよう。

エロス(情熱の愛)は、一目惚れ型。出会った瞬間に「この人だ」と確信し、情熱的に関係を進める。マッチングアプリで写真を見た瞬間に「いいね」を押すタイプかもしれない。理想のパートナー像が明確で、最初から本能的に強く惹かれるのが特徴だ。

ルダス(遊びの愛)は、ゲーム型。恋愛を楽しむこと自体が目的。特定の相手に深入りせず、複数の選択肢を持っておきたい。SNS時代の「キープ」文化に近いかもしれない。意図的に相手と連絡を取らない期間を作ったりする。

ストルゲ(友愛の愛)は、じわじわ型。友人関係から始まり、気づいたら好きになっていたというパターン。ドラマティックな展開はないが、最も安定した関係を築きやすいとされる。激しい愛情表現は少ないが、永続的で穏やかな愛情。

マニア(狂気の愛)は、ジェットコースター型。相手のことが頭から離れず、少しの変化にも敏感に反応する。既読がつかないだけで不安になり、返信が遅いだけで「嫌われたのかも」と思ってしまう。関係をコントロールしたいと思いながらも、コントロールを失っていると感じるのが特徴だ。

プラグマ(実利の愛)は、条件重視型。年収、学歴、家族構成、ライフスタイルの相性など、合理的な条件でパートナーを選ぶ。婚活アプリでプロフィールの条件を細かく設定するタイプかもしれない。

アガペ(無私の愛)は、献身型。相手の幸せのためなら自分を犠牲にしても構わないと考える。相手の悪態に耐えることも厭わない。崇高に見えるが、自分を省みなくなる危険もはらんでいる。

私がワークショップで出会った方々を見てきた限り、多くの人はこの6タイプのうち2〜3つが混在している。純粋に一つだけのタイプという人はほとんどいない。また、相手や時期によってスタイルが変化することもある。

さらに、恋愛心理学には「熱愛」と「友愛」という二つの軸で恋愛を分析するモデルもある。熱愛は情熱的で興奮を伴い、友愛は穏やかで安定した愛情だ。多くの長続きする関係は、最初の熱愛が徐々に友愛に変化していく。しかし、マニアタイプの人は熱愛の段階に固着しやすく、友愛への移行がうまくいかないことがある。

私自身、7年間におよぶ婚活の中で約90人の方とデートした経験がある。その中で痛感したのは、自分自身の恋愛スタイルを理解していなかったことが、最大の失敗原因だったということだ。振り返ると、自分には「条件で相手を選ぼうとするプラグマ的な面」と、「いざ関係が始まると相手に合わせすぎてしまうアガペ的な面」が混在していた。条件で選んでいるつもりが、実際の関係では自分の感情を抑え込んでしまう。このギャップが、関係をうまくいかなくさせていたのだと後になって気づいた。

2章: 恋愛スタイルが引き起こす3つのパターン


Kさん(30代前半・管理職)の場合:エロス×マニアの罠

Kさんは出会って数週間で「この人と結婚する」と確信するタイプだった。しかし、関係が進むにつれて相手の一挙手一投足が気になりだす。返信が遅いだけで不安になり、何度も確認のメッセージを送ってしまう。そして相手から「重い」と言われて終わる。

エロスの強い出だしに、マニアの不安定さが加わるパターンだ。最初の情熱が冷めかけたとき、「もう愛されていないのでは」という恐怖が嫉妬や束縛として現れる。

恋愛心理学の自己分析チェックリストでは、「恋をしていないと安心できない」「パートナーのことばかり考えている」「関係をコントロールしたいと思いながらコントロールを失っていると感じる」といった項目がマニアの特徴として挙げられている。Kさんはこれらに多く当てはまっていた。

Lさん(20代後半・フリーランス)の場合:ルダス×プラグマの矛盾

Lさんは恋愛を「楽しむもの」として捉えながらも、いざ真剣に探そうとすると急に条件で選び始める。遊びの関係は楽しいが、条件で選んだ相手にはときめかない。この矛盾に悩んでいた。

ルダスとプラグマは一見似ているが、動機が違う。ルダスは快楽を求め、プラグマは安定を求めている。この二つが同居すると、「楽しさ」と「合理性」の間で引き裂かれる。

ワークショップでも感じることだが、人は矛盾したように見える欲求を同時に持つことがある。「楽な仕事がしたい」と「やりがいのある仕事がしたい」のように。恋愛も同じで、矛盾自体が問題なのではなく、矛盾に気づいていないことが問題なのだ。

Mさん(30代・事務職)の場合:ストルゲの「見えない恋愛」

Mさんは友人関係から恋愛に発展するタイプだが、友人のままで終わってしまうことが多い。「好きだと伝えるタイミングがわからない」と悩んでいた。

ストルゲタイプの特徴は、恋愛のスタート地点がゆっくりであること。ストルゲは愛の多くの兆候の現れではなく、むしろ愛の不在を示す面もある。つまり、激しい感情の波は少ないが、それゆえに「これは恋愛なのか友情なのか」の区別がつきにくい。

私自身もストルゲ的な傾向があるのかもしれない。婚活では初対面の相手と短期間で関係を築くことを求められるが、じわじわと信頼を育てたいタイプには、結婚相談所やマッチングアプリの「短期決戦」の構造は合わないのだ。中長期的に関係を深められるコミュニティの方が、ストルゲタイプには向いている。

3章: 自分の恋愛パターンを変える3つのアプローチ


アプローチ1: 自分の恋愛スタイルを「言語化」する

まずは、6つのタイプの中で自分がどのスタイルに近いかを把握する。完璧な分類は必要ない。「自分はエロスとマニアが強めかも」「プラグマ寄りだけど、ストルゲ的な面もある」くらいのざっくりした理解で十分だ。

ワークショップを通じて見えてきたのは、自分の恋愛パターンを「言葉」にできた人は、次の恋愛で明らかに違う選択ができるようになる。言語化は、無意識のパターンを意識の上に引き上げる作業だ。

注意点として、タイプに自分を当てはめすぎないこと。「私はマニアだからダメだ」と自己否定するのではなく、「マニア的な傾向があるなら、不安が強くなったときの対処法を用意しておこう」という使い方をしてほしい。

アプローチ2: 自分の「裏パターン」に気づく

多くの人は、意識している恋愛スタイルと、実際の行動パターンにズレがある。「自分は情熱的なエロスタイプだ」と思っていても、実際にはプラグマ的に条件で相手を選んでいることがある。

このズレを見つけるには、過去の恋愛を3つほど振り返り、「出会いのきっかけ」「惹かれたポイント」「うまくいかなくなった原因」「別れ方」を書き出してみる。共通パターンが見えてきたら、それがあなたの「裏パターン」だ。

ワークショップの中で参加者の方が、自分が認識している自分と、行動に現れる自分のギャップに気づくことが、変化の最大のきっかけになっていた。恋愛も同じだ。

アプローチ3: 「少し違う選択」を一つだけしてみる

自分のパターンがわかったら、次の恋愛で「いつもとは少し違う選択」を一つだけしてみる。たとえば、いつもエロス的に一目惚れで選んでいたなら、今回は「すぐに判断せず、3回会ってから決める」というルールを自分に設ける。

大きく変える必要はない。小さな実験でいい。自分のパターンに100%従うのではなく、5%だけ変えてみる。その小さな変化が、恋愛の結果を大きく変えることがある。

私自身、婚活で何十人と出会って分かったことは、小さく試して見極めることの大切さだった。一度にすべてを変えようとすると、どれもうまくいかなくなる。一つだけ変えて、結果を検証する。この繰り返しが、パターンを少しずつ書き換えていく。

結論


あなたの恋愛パターンは、ランダムに起きているわけではない。そこには、あなたの「愛し方のスタイル」が反映されている。

6つの恋愛スタイルと二軸モデルという科学的なフレームワークを使えば、占いや直感ではなく、構造的に自分を理解できる。そして、パターンを言語化し、裏パターンに気づき、小さな実験を繰り返すことで、次の恋愛で同じ失敗を避ける指針が得られる。

自分の愛し方を知ることは、自分を責めるためではない。自分をより深く理解し、より良い関係を築くためのツールだ。

今日、自分の過去の恋愛を一つだけ振り返って、「あのとき、自分はどのスタイルで愛していたのか」を考えてみてほしい。きっと、これまで見えなかったパターンが浮かび上がってくるはずだ。


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🙋 このブログを書いている人について
だいき|産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
会社員時代、職場の人間関係でメンタルが限界に。「このままではまずい」と一念発起し、コミュニケーションを学び直した経験が、産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの資格取得につながりました。
恋愛・婚活でも7年間で88人とデートを重ねながら、うまくいかない時期が長く続きました。その苦しさを知っているからこそ、脳科学・進化心理学・愛着理論といった知識を「自分ごと」として学び続けてきました。
キャリアブレイクコミュニティでは160回以上のワークショップを主催。さまざまな悩みや状況を持つ方と向き合い続けてきた経験が、相談の土台になっています。
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