「ワープロ文章力」

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小説



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【文章力】



9歳の時
我が家に最新式ワープロが来て
当時流行ってた本のゲームブックを
弟が好きだったので作る事になった


当時6歳の弟は
俺が友達から借りてきた
ゲームブックを読みあさり
とても好きになってしまってた。


読み終わると新しい本を要求して
俺がもうないと言うと
「じゃワープロで作って」と言われ
作る羽目になってしまった。


そして文章が大の苦手だった俺は
それなりに真似て一生懸命作り
何とか完成した物を弟に見せると
「字が読めない~」と言われた。


漢字が難しいのかと感じ今度は
ひらがな多めで作ってみたら
「内容理解できない」と言われ
どうすれば良いのか解らなくなる


さらにもっと内容を簡単にして
ひらがなを多用して
解りやすいのを作ってみたら
数行読んで無言で返された。
(ノД`)・゜・。


なので翌日学校に俺が作った
ゲームブックを持って行き
友達に見せてどうすれば良いか
アドバイスもらう事にした。

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【初歩的な事】



そして翌日
学校に俺がワープロで作った
ゲームブックを持って行き
みんなに面白いか聞いてみた。


するとゲームブックなんかより
ワープロが俺の家にある事に驚かれ
みんなそっちの方に興味が行き
ゲームブックを見てくれない。
ショボ──(´・ω・`)──ン


仕方ないのでこの時は
ワープロがどんな物かの話で
ずっと盛り上がってるだけで
本題の収穫が無かった。


なので俺は
ワープロなんて全く興味が無い
女子に感想聞く事にし
本題の感想を求めた。


女子にゲームブックをませた結果
「誤字脱字が多い!」
「起承転結が無い!」
「ドラマが感じない!」と言われる
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ


しかしそんなこと言われても
いきなりどうする事も出来ず
取り合えずスグ直せる事が無いか
その女子の指導を仰ぐ。


その返答は
「とりあえず誤字脱字くらい直して
読める文章にしてきて!」と言われ
初歩的な事がダメなんだと反省した

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【才能】



その日学校から帰宅した俺は
自分で書いた文章を読むと
もの凄い誤字脱字だらけで
自分でも何を書いてるのか解らない


あまりの誤字脱字の多さに驚いて
自分の文章力のなさにガッカリし
これから書いた文章は
きちんと見直す事を決意した!


そして新たに書き直した文章を
1回見直して修正して
2回目見直すとまた誤字脱字があり
それも修正して3回目見直してみた


するとまだ誤字脱字があり
もう何度見直しても必ず
どかしら直す場所があり
俺の文章力のなさにガッカリする。
(´・_・`)ガッカリ


その後何とか書き終わった
ゲームブックを学校に持って行き
昨日見てもらった女子に見せると
「とりあえず読める」とだけ言う


しかし結局面白くなく
その女子が自分のノートを出し
書いてあったポエムらしき物を
俺に読めと言ってきた。


そのポエムを読むと意外に良く
文章の情景が簡単に想像できて
思わず「スゲー!」と声に出すと
「貸してあげる」と言ってくれた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°


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