「ラララ面接」

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【面接日】





4歳の時
幼稚園に入る為
入学試験を受けるので
母親と面接に行って来た。
(´∀`*)ウフフ

幼稚園に到着する前
母親が面接で聞かれそうな事を
メモしてくれた紙をわたされ
覚えるように言われた。

なので俺は
このメモに書かれた事を
幼稚園につくまでの間
自転車の後ろの席で必死に覚えた。

メモに書かれてた聞かれそうな事は
「自分の名前」「住んでる住所」
「自分の歳」「得意な物」等々
基本的な事が書かれてた。

幼稚園に到着した俺は
「母親にメモ用紙閉まっておいて」
そう言われポケットにしまった。
( ´Д`)=3 フゥ

そして幼稚園に到着した俺は
面接する教室まで
母親の手に引かれ
歩いて向かう事になっる。

このとき本当は
抱っこしてほしかったのだけど
ダメだと言われてしまい
ちょっとふてくされてしまってた。


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【面接会場】





面接会場に到着した俺は
順番待ちの為列に並ぶ事になり
しばらく退屈な時間を過ごして
だんだん疲れてきてしまった。

そして俺は
眠くなってきてしまったので
母親におんぶかだっこしてもらい
そのまま寝たくて頼んでみた。

するとまたダメだと言われてしまい
機嫌が悪くなってそのまま床に
座り込んでしまった。
(*`ェ´*)プンプン

しかし周りを見ると
他の子達が抱っこされてて
俺だけ抱っこされないなんて
ケチな母親だと思った。

その後
だんだん面接会場が近づき
母親が緊張し始めたのが解った。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ

しかし俺は
面接がどんな事かなんて解らず
全く緊張する事もなく
床に座り待ち疲れを癒してた。

そしてとうとう
母親にとって最大イベントの
面接会場に入る事になり
強制的に立たされてしまう。


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【母親の面接】





面接会場に入ると
黒服を着た老人がいて
母親とあいさつした時に
園長先生と名乗ってた。

この園長先生は
凄く優しく話しかけてくれて
とても良い人だと感じ安心できた。
( ´ー`)フゥー...

そして面接が始まり
園長先生が最初母親に話しかけ
どうやら母親がどんな人間か
色々確かめてるようだ。

その中でも覚えてるのが
園長先生が母親に
「どんな絵本を読み聞かせてるの」
と話しかけてた事だった。

この時母親は
「バービーの隠れ家」と言う
俺の大好きな絵本を
いつも読み聞かせてると答えてた。

しかしこの時の俺は
母親から絵本を読んでもらわず
母親がカセットに録音した物で
いつも絵本を聴いてる。

なので俺は
その嘘に対して真実を伝えようと
「絵本を読むとき~」と言ったら
母親が速攻俺の口を押えた!
シーッ!! d(゚ε゚* )


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【俺の面接】





そして母親に
「いいの!黙ってなさい!」
そう言われてしまい
何も言う事が出来なくなった。

その後
母親と園長先生の会話が終わり
ようやく俺に話しかけてきて
面接本番が始まった。

この時園長先生に
色々聞かれて問題なく答えられ
特に難しい事が無かった。
ウフフ♪(。-艸・。)

この時聞かれた事は
「どんな事して遊んでるの?」とか
「自分の名前と歳言える?」とか
全部メモに書かれてた事ばかり。

しかし園長先生が
長々と色々聞いてくるので
だんだん答えるのが
面倒くさくなってきた。

なので俺は
「園長先生が俺の事を
色々知りたがってるんだ」
そう感じてしまった。

そこで俺は
母親から貰ったメモ書きを出し
「これに全部書いてあるよ!」
そう言って園長先生に渡した。


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【親の気持ち】





その俺の行動を見た母親は
「キャー!ダメー!」と大声を出し
母親が凄くビックリしてしまった!
キャ━━━━(#゚ロ゚#)━━━━ッ!!

でも俺は
何が悪いのか解らず
俺も何事かと思いビックリした!
ヒィィィ!!ε=ε=(ノ;゚Д゚)ノ

すると園長先生が大爆笑し始めて
「なるほど!これを見れば
私が知りたい事全部書いてあるね」
そう言って褒めてくれた。

そして母親は
何故か顔を真っ赤にして
園長先生に必死に謝ってる。

その後
無事に何事もなく面接が終わり
家に帰る事になった。
( ´Д`)=3 フゥ

帰り道母親と喫茶店に寄り
俺の大好きなマロンパフェを
食べさせてくれて
もう嬉しくてホクホクになれた。

しかし母親は
なぜか俺の横でぐったりしてて
何か全然元気がなくボ~とし
悪夢を見てるような顔だった。

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