個人サイトの戦略について考える。

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電話相談ができるサイトは、意外にも多く存在しています。
今ではココナラが頭一つ抜けて有名になったような感じがありますが、検索するとそれなりの数が出てくるものです。

その中でどうしてココナラが抜きん出ることができたのか、そして他の小規模な相談サイトはどんな戦略を取っていくべきなのかを、勝手に書いていく…というのが今回のお話です。(いつにも増して日記感が強いです!)
ちなみに万博で買ったミャクミャクくんクッキーを食べながら書いています。

1.ココナラの強みは“競争”

他にも多くの相談サイトがありますが、「知識・スキル・経験」をオンラインで売買できるEC型のスキルマーケットは、そう多くはありません。
ココナラは2012年にこの形式でスタートし、これに追従する形で2019年、ランサーズが​スキルをパッケージとして出品できる機能「スキルパッケージ」を導入。「スキルを商品として売りに出すことができる」というのは、ココナラの大発明だと思っています。

ココナラでは自分のスキルをサービスとして販売し、その評価や人気度などからランキング形式で並べ替えることができます。私はここに、ココナラのサービスの質の高さの所以があると考えています。

私もそうでしたが、大体の初心者はまずランキングのどん底に叩き落されます。よほど運が良いとか持って生まれた才能があるとか、または人と会話するスキルを事前に身に着けていたという人以外は、みんなどん底からのスタートです。そこから上にあがる過程で実力を身に着けていくことになります。

売れない理由はなんだろう、あのときはどう対応すればよかったのか、どうすれば新規のお客様に来ていただけるのか、リピーター様を抱えるには何が必要なのか、そこから逆算して、いま自分がしなければならないことは何なのか。

まずは現実を突きつけられ、そこから売れている人を見て学習するという過程がココナラの初心者にはあります。そうやって上位に食い込んだ人は、ある意味「叩き上げ」。雑草魂が身についています。

つまり数千人、数万人という出品者の中で競い合うからこそ、ココナラ電話相談全体のサービスの質が高まっていくということ。シンプルに言えば競争するから成長すると言えます。

最初から有能な人をスカウトするのではなく、競争によってユーザー同士で成長できる仕組みを用意している。だからトップが引退したり脱落しても、その次が台頭してくる。そうやって常に一定のサービスの質が担保されるように。
このシステムを保有していることが、ココナラが他よりも抜きん出た所以です。

2.個人サイトの戦略

しかしこの「競争させて成長させる」という仕組みは、大人数のユーザーがいることが前提です。競い合うということは脱落する人もいます。それでも一定の人数が残るからこそ、この仕組みはうまく機能するのです。

ということはそこまでの人数が確保できない相談サイトでは、この仕組みは導入できないことになります。ではどうすればいいのか。

個人で立ち上げた相談サイトで、相談員は自分を含めて10人にも満たない。
少人数だからこそ各相談員の結束が固く、互いを蹴落とし合うような競争はできない空気感。
そんな状況なら、私だったら「全員の質を向上させる」という方向に舵を切ると思います。

競争しなければ人は成長しません。
目標とする人がいて「この人に追いつきたい」という気持ちがなければ、自発的に努力するのは難しいものです。
少人数が内輪で仲良くやっているだけでは各相談員の腕が磨かれず、そのサイト全体のサービスの質も向上しません。

また私がその相談サイトの経営者であり、なおかつ自分自身も相談員という状況なら、他のいまいち結果が出ていない相談員にお客様を割り振るでしょう。
経営者の立場からすればせっかく自分のサイトに加入してくれた相談員だし、そうであるからには仕事を割り振ってあげたいと考えるからです。
でもそうすると、仕事を割り振られた相談員としては、自分が努力しなくても一定の仕事が入ってくることになります。それはやっぱり成長にはつながりません。

自分自身が売れるだけでなく、自分の経営するサイト全体で結果を出したいのなら、全員でレベルアップすることが必要です。
だから私だったら、
①少人数であることを活かして各相談員がノウハウを共有する
②スキルアップのための教育システムを構築する
という2つを実施するかな、と思います。

少人数ゆえ、各自で勝手に競い合わせて成長させる仕組みは使えない。かといって内輪で仲良くやっているだけではサイト全体の質が向上しない。
ならば定期的にミーティングを実施して結果を出している人がノウハウを公開し、結果を出せていない人と“同期化”する。
もしくは相談員として着実にレベルアップできるようなマニュアルを作り、一つずつステップを踏んで成長してもらう。

ココナラのように自発的に努力せざるを得ない状況でないのなら、メンバー全員が協力して実力を高め合うしかありません。
つまり数万人規模の巨大サイトなら競い合う手法、数人規模なら全員で強くなる手法と分けられることになり、状況によって取るべき手段は違ってきます。全員で連帯感を持って質を高めていくというのが、個人の相談サイトの戦略ではないかと思います。

別に私は個人で相談サイトを立ち上げることを悪いとは思っていません。
ココナラという大看板から独立し、小さくても自分の店を構えるというのはとても勇気がいることです。頑張ってもらいたいと思います。
…という、エールなのか独り言なのか、よくわからない感じで今日はおしまい!
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