怒りは娯楽である。

記事
コラム
皆さんは怒ることって好きでしょうか。
私は面倒くさがりなのであんまり好きではありません。

でも誰か・何かに怒るとスッキリしますよね。
解放のカタルシスというやつです。
我慢して溜め込んでからワーッと一気に放出するとスッキリする…みたいな。

ドラマなんかでもよくありますよね。
あえて主人公に嫌がらせするようなイヤミな人物が出てきて、物語終盤で主人公に逆転され、顔面蒼白みたいな展開。

主人公の視点を通して視聴者にイライラを植え付け、主人公が逆転することで一緒になって視聴者もスッキリする。
怒ることって楽しいんです。

主人公(視聴者)が怒るということは、その前提として悪役が嫌がらせするところから始まります。
職場で周囲からイジメられたとか、容姿をからかわれたとか、人生をめちゃくちゃにされたとか。
違うジャンルならパーティーから追放された系の話もそうかもしれません。

被害を受けた側は復讐する権利があります。
最低でも同じことを相手に仕返しする権利が。
まさに「正義は我にあり」。

嫌な相手を打倒し、自分の正しさを証明し、そのときにスッキリ感を得ることができます。
しかしその快楽は長続きするものではないので、また次の「怒り」が欲しくなる。
作品を見ていて怒りが溜まるというよりは、怒りたいから手軽に怒れそうな作品を探す。
漫画アプリの広告とか、あえてイラッとさせるようなものが多いですよネ。

怒りは手軽に「イラッとする→怒って(復讐して)スッキリする」という快楽を得ることができるので、ファストフードみたいなものかもしれません。
私はあんまり興味を惹かれないので全部スルーしてしまいます。

怒りとは自分の中の価値観と相反するときに起こる感情です。
たとえば「公共交通機関は遅れずに到着するべきだ」という価値観が強ければ、電車が遅れたときにイラッとしてしまう。

「仕事はどんなときでもミスひとつなくこなすべきだ」という価値観が強ければ、誰かがミスしたときにイラッと。

だから逆に言えば、自分がイライラしているときは何かの価値観に反する出来事が起こっていることになります。
「なんでこんなにイライラしてるんだろう?」
「そうか、自分ならこの場面では絶対こうするのに、この人はしないからだ」
のように、自分の中の価値観に気づくきっかけにもなります。

怒りっぽいということは、それだけ相手にかける期待が強いということ。
私はあんまり怒りたくないので、そもそも相手に期待せず、「やってくれたらラッキー」くらいの気持ちでいます。

いつも心に長州小力を住まわせておきたいなと思うのでした。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら