家づくりとインテリア その②

記事
コラム
自分好みのインテリアを作り上げるのは楽しいけど
成功させるのは意外と難しい…。
それは家づくりのインテリアは
ただ家具などのモノだけを選べば良いわけではないから。

前回のブログでも
インテリアはその空間の居心地を左右するもので
家具やカーテン、ラグだけでなく
空間を構成する床、壁のほか
窓枠や巾木と言われる細かな部材までも含むと
なかなか知識のある人のサポートがないと
トータルでまとめることは難しいのが現状です。

え?そこまでする必要があるのかって?

はい。
ここまですると
断然、仕上がりの空間に違いが出ます!

トータルでインテリアが整った空間は
質の良い暮らしを実現してくれ居心地の良さがアップ。

永く住み続け、年代がかわっても愛着が持てる住み心地の良い空間に。

ではどんなことに気をつけて
インテリアを決めていくのが良いのでしょうか?

まずインテリアをまとめるには
次の3つの要素に気をつけてほしいのです。
① 色
②イメージ・テイスト
③質感・素材感

今日はこれらを順に解説していきたいと思います。

最初に① 色の失敗しないコツを。

色使いは基本できれば3色までにとどめることが失敗しないコツ。
色数が多くなればなるほどまとめるのが難しくなり
色の知識はもちろん
上級テクニックが必要になります。

しかも家はファッションとは違うので
あれ?!となったり
飽きたとなっても簡単に取り換えることはできません。

もし流行りの色を取り入れるなら
更新可能な小さい小物で取り入れること。

もちろん、色を数色取り入れる場合の
バランスというのも考えて行く必要があります。

これはベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーと
言われているもので
変更には大きな費用や工事が伴う部分は
飽きのこない
どんな色とも相性の良い
ベーシックカラーを選んでおくことをオススメします。

また色選びでよくある失敗は
色だけ揃えたらそれでOKだと勘違いしていること。

ということで次に大切になってくるのは
②イメージ・テイスト

先ほども言いましたが
色だけ揃えれば失敗無いと思っていると
出来上がった空間を見て、あれ??ってことになりかねません。

モノには色・イメージ・素材感の3要素があって
色だけでなく②イメージ・テイスト
もちろん③の質感・素材感もきちんと同時に吟味する必要があります。

雑誌なんかに掲載されていたりドラマにでてくるインテリアは
百戦錬磨しているインテリアのプロがコーディネートしているから
色数が多くても
イメージやテイストが色々ミックスされていても
素敵に見えるのです。

もう一歩踏み込んで言えば
色そのものにもイメージがあるということ。

ただ単に赤はアクティブで元気なイメージで
黒はシックなイメージという単純なものではなく
例えば
同じ赤でも鮮やかな赤と淡い赤ではイメージも変わってきます。

そしてどんな色と合わせるかによっても
見え方やイメージが違ってくるんです。

色って思っているより意外と奥が深いのであります!

とにかく
北欧風?北欧でもヴィンテージ風?
それともシンプルナチュラル?和モダン?スタイリッシュ?
イメージはいろいろとあります。

一本軸を決めて
そのイメージ合った色、素材・質感を選ぶことが大切。

で、最後に③の質感・素材感。
簡単に言えば
モノはつるっとしていたりざらッとしていたり
柔らかかったり硬かったり。
これが質感・素材感というものです。

これにもイメージが伴います。
鉄のような色をしていたら硬さをかんじますし
雪のように白ければ柔らかく感じます。
このように質感・素材感にも
イメージがあり色とも連動して部分があるのです。

そう考えると
インテリアって楽しくて簡単そうって思われがちですが
実はこの③つの要素が絡み合い
それらを各側面から考える必要があり
一筋縄ではいかないものなのです。

家具やカーテン、ラグを買い替える時に選ぶだけならまだしも
家づくりで一から全てのインテリアを
トータルで一から考えるのなら
後であれ?ちょっと何だか合ってないかもと後悔するより
できればプロの方にサポートしてもらうのを
おススメしたいです。

じゃあ、結局、自分ではインテリアについては
何もできないのかって言うと
そうではありません。

まず、主軸となるイメージが
ぶれない軸となるように夫婦で話し合い
固めておくこと
これが大切なのです。


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