家づくりとインテリア その①

記事
コラム
家づくりをスタートさせて
あなたはどのタイミングでインテリアについて考えますか?

最初から?完成した時?それとも特に考えない?!

あまりインテリアに興味がないという人は
なかなかそこまで考えなくて
とりあえず後でなんとなく考えればいいかと言うことも・・・。

でもせっかくこだわって完成した夢のマイホームなのに
インテリアがマッチしていないと
どこかまとまりのないちぐはぐなパッチワークのような空間になり
暮らしの心地よさが半減してしまいます。

ということで
今日は「インテリア」についてちょっとだけ考えてみましょう。

ウイキペディアで調べてみると
インテリアとはそもそも内面を意味する英語で
それが派生して室内装飾を表すようになったとか。

実は家具などのモノそのものより
それらによって飾られた室内の空間全般を構成する素材や質感、色までを含むことを指します。

でも一般的にはどちらかと言えば室内を装飾する
家具やカーテン、ラグ、せいぜい照明器具までのモノを
インテリアと言っている人が多いのかなと思います。


そのインテリアにかかわる仕事をする代表的な人と言えば
インテリアコーディネーター。
その内部空間に合った家具や照明、カーテンなどを選び
アドバイスや提案をする人。

そしてインテリアプランナー。
インテリアコーディネーターより
建築寄りで住宅だけでなく様々な建築物の
インテリアの企画から設計・工事監理に携わる専門家。

実際のところ、皆さんが家づくりの際に直接かかわることが多いのは
インテリアコーディネーターさんの方かなと思います。

私自身、建築士であると同時に
インテリアプランナー、インテリアコーディネーターとしても
仕事をしている目線で語ってみたいと思います。

まずインテリアで大切なことは
ただ単に好みの家具を選ぶことだけでなく
暮らし方にあった心地よい「空間」を作る事だと思っています。

その中で私たちは年代とともに
とりまく状況だけでなく価値観や感覚、思考も変化していくもの。

それを充分に念頭において家づくりと同時にインテリアを考えておくべきだと考えています。

そのためにはどんな変化があってもフレキシブルに対応できるように
最初からガチガチに固めたり、コテコテに造りこむのはNG。
もちろん流行りに流されすぎるのもNG。

特に住まいのインテリアは長く過ごす空間だからこそ
充分に吟味し
流行りに流されることなく質感を大切にしてほしいと思うのです。

SNSで発信されている画像をみて素敵と参考にするのはいいのですが
それはあくまでSNSの中の世界。
きっと画像も映えるように加工されていることが多いのでは。


家具だって、値段が高ければいいものか?というとそうではなく
自分自身が長く愛着をもって大切に使えるモノこそ
居心地の良さにつながります。

「暮らし」はSNSの画像の中で生活するわけではなく
その空間そのものの中で
実際のインテリアを目でみて触って過ごしているということ
ぜひこれらのことを家づくりのときに思い出してほしいなと
思います。

次回は
もう少し具体的にインテリアについてお話できればと
思っていますのでお楽しみに~♪




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