機材へのこだわり

記事
音声・音楽
こんにちは、hrperficioです。
今回は音楽ネタになります。このところ訃報が多かったのでそれに関する話
が多かったですが、久しぶりにそれ以外の話となります。

機材のこだわりという内容にしましたが、人によってもこだわり方に違いも
あって、こだわる内容にも色々あります。
道具にこだわるのはスポーツやそれ以外の趣味でも同じで、仕事でも道具を
使う人にとってはその人なりのこだわりがあると思います。
私は昔よりもこだわりがなくなって、最近はあまりこだわりがありません。
でも、道具である以上は色々なこだわりがあって選んだり、使ったりしてい
ます。

道具の本質は人が使って、その人が求める目的を果たすことにあります。
そのため、道具の機能や使い勝手などはこだわりが出やすい場所です。
料理人にとって包丁が重要であり、専用で職人さんに注文している人も多い
と思います。
ただ、趣味の世界となるとこれに加えて見た目が加わります。
楽器だとその特性で人から見られた場合の姿だったり、どのように格好よく
見えるかなどが一つの基準として生じます。
アマチュアの場合だと好きなミュージシャンと同じ楽器や周辺の道具を揃え
る人も多く、色々なところで機材自慢が始まります。
今はネットで簡単に注文して買えたり、中古品でもネットで取引ができる時
代なので、人それぞれのこだわりを実現しやすくなってもいます。
ちょっと前だと楽器は実際に見てからじゃないと買えないものという概念が
強かったので、地方に住んでいる人はわざわざ東京まで行って買ってくると
いう人も多かったです。
今だと1980年代あたりに流行った日本製の楽器を外国人がわざわざ秋葉原
とかに買い付けに来ることも多いみたいです。
特にビンテージものと呼ばれるものは一点モノなので、実際に触ってみなけ
れば怖くて買えないこともあります。
中には発売当時よりも高価で取引されているものもあって、ネットオークシ
ョンで懐かしい機材が出ていたりもします。
結構良い状態(ミントなどと称されます。)で残っていて、完動品と書かれ
た機材も時々目にします。本当かなと思いますが、わざわざ探して手に入れ
る人も多いようです。
特に木材や電子機器だと当時の方が材質が良かったり、今は絶対に手に入ら
ないような古い部品で作られているので、それでなければ出せない音もあり
ます。ただ、当然ですが作られてから数十年は経っていますので、音も変質
している場合もあります。
こちらの耳も弱っているので丁度良いのかもしれませんが。

私は年を取ってからは見た目とかには特にこだわりは感じません。
やっぱり道具としての使い勝手だったり、体に合ったものを選ぶ傾向にあり
ます。ビンテージものには全く興味がないので、最新の機材でも特に気には
なりません。
最近は日本のメーカーでも日本製ではないので、買ってから海外製であるこ
とに気づくこともあります。
私は若い頃から海外との仕事の縁も多かったので海外製や海外メーカーのも
のにも偏見はありません。使ったことがないのは外車くらいだと思います。
ギターは海外メーカーのものしか使っていません。
最近は日本製の方が作りが良くなかったりすることもあります。
この写真に載せている機材はメーカーは日本ですが、インドネシアで作られ
ているそうです。
世の中が色々な意味でグローバル化、ボーダーレスになっているので、こだ
わっているとものを使う余地が狭まってしまいそうです。
若い人はそういった偏見も少ないかもしれません。
よくよく考えると日本メーカー、日本製というものの方が探すのが大変そう
です。
占いで使っている道具もすべて海外製です。
最近、仕事用の占い道具を新調しましたが、これもすべてが海外製です。
使い勝手とかで問題なければ特に気にはなりませんが、逆にこれはどこから
来たのか?、ということも改めて知ると勉強になることもあります。
今はとりあえず使い勝手とか、耐久性とか重視です。
写真の機材もピアノやオルガンなど多種多様な音が出せ、シンセようにな面
倒なセッティングも不要で、耐久性もあるようなものです。
みなさんも自分の趣味とか、仕事とか色々なシーンで自分のこだわりや他の
人のこだわりなどを話すと面白いかもしれません。
日本人は没個性と言われていますが、意外とそうではないと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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