占ってみました ロシアがウクライナ情勢打開のために地域戦術核を使用するか

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こんにちはhrperficioです。
今回は苦戦しているロシアがウクライナ情勢の打開を目的に、地域戦術核
を使用するかを占ってみました。
ここでは戦略核と区別するために、あえて地域戦術核と呼んでいます。
戦略核が長距離ミサイルや原潜などから大陸間レベルで発射できるものを
差し、戦術核とは地域レベルでの戦闘で爆撃機や短距離ミサイルで使用す
るものを差します。
誤解のないように表現するため、ここでは地域レベルでの戦術核という意
味で地域戦術核と呼ぶことにします。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、吊るされた男のカードの正位置が出ています。
吊るされた男のカードの正位置は、忍耐や試練、努力や着実、抑制や妥協
、英知や慎重、逆転や報われるといった意味があります。
プーチン大統領は選択肢に確実に置いています。
先日の演説でもあったように決して脅しではないと言っていますが、彼の
選択肢では最終手段ではなく、ウクライナ側の意思を削ぐ目的程度での使
用を考えています。
どこに使うか、いつ使うかだけのことでしょう。
どれだけの影響や犠牲が出ることなど考えてもいません。
彼にとっても試練であり、忍耐最中でもあります。
仮にロシア系住民や将兵に犠牲が出ても気にはしないでしょう。
場合によっては国を守るために犠牲になったとして賞賛すらするでしょう。
彼にとってはこの戦いに勝利することが自身の集大成でもあります。
その意思は全く変わっていません。
従って戦線膠着が始まる11月になる前の段階で使用する可能性もあります。
また、ウクライナ側からすれば抑制や妥協という意味が重要となります。
現時点ではゼレンスキー大統領がクリミアを含めた全ての解放を目指してい
ますが、仮にロシア侵攻前までを停戦条件とするような考え方を持っていれ
ば戦術核の使用を止めることは可能でしょう。
プーチン大統領の目的はウクライナ全土の掌握、ゼレンスキー大統領の目的
は全てのウクライナ領の解放です。
決して両者の接点はありませんが、一時的な妥協のために侵攻前の段階まで
戻すことは無理ではありません。
いずれロシアは再び侵攻することは間違いありませんが、立て直しの時間を
稼ぐことはプーチン大統領にとっても重要な戦術です。
ただ、足下がおぼつかなくなった現実からすると戦線膠着前にウクライナへ
強力な脅しをかける意味でもドンバス州など支配目的地域に戦術核を使う、
侵攻してきたウクライナ軍に向けて使う、そういったことは現実的な選択と
なっています。

次に環境条件ですが、恋人のカードの正位置が出ています。
恋人のカードの正位置は、誘惑との戦いや自己信頼、価値観の確立や情熱、
共感や選択、結びつきといった意味があります。
ウクライナにとっては停戦妥協はあまり意味がありませんが、プーチン大
統領には大きな意味があります。
彼は11月以降に中国などの支援が期待できることも認識しています。
中国次第のところもありますが、そのためにも戦術核を使うかどうかは実
は中国にもそれなりの意味があります。
今まで、戦術核の実戦使用は歴史上ありません。
どの程度の影響があるのか、実際に使った場合の国際的な反響はどう出る
のか、効果はどこまで期待できるのか、こうしたことを中露が考えており
、中国は状況しだいで戦術核使用を容認する可能性があります。
恋人のカードは実は中露を意味しています。
以前の占いでも結果がある通り、中国は義勇兵による支援などを考えてお
り、その中には軍事顧問も含まれています。
戦術核だけでなく、化学兵器や細菌兵器、更には無人兵器やサイバー戦な
どを実際にどうデータとして得ることができるか、人民解放軍にとっては
大きな意味があります。
また、米英などの戦術調査などもできる環境です。
こうしたことを見逃すはずもなく、国際的に完全に孤立しないことを認識
する習国家主席はこのチャンスを見逃すはずがありません。
彼も確実に11月になると動き出します。
10月中に停戦が実現できれば話は変わりますが、一方的な状況でロシア側
が敗走することになれば、11月からの冬戦線の打開は大掛かりな対応に頼
らざるを得なくなります。
地域戦術核使用は決して非現実的ではありません。

地域戦術核の使用は中国だけではなく、様々な国が関心を持っています。
北朝鮮やイラン、インドやトルコ・イスラエル、米英も注目しています。
プーチン大統領がウクライナ政府をナチスと断罪し、日本がナチスと同罪
であったがために、最終的に広島・長崎に核兵器が使用されたと常々演説
しているのは、ウクライナをナチスと見做して最終的には核兵器を使用す
ることを正当化する、そういった意図もあったのかを考えるとぞっとしま
す。
カギは中国・習国家主席になっています。
ただ、仮に地域戦術核が使用されたとしても本格的にミサイルが飛び交う
世界大戦になるわけではありません。
多くのウクライナ・ロシアの犠牲者が出ることは間違いありません。
狂気の沙汰であることは言うまでもありません。
しかし、これが現実なのでしょう。
ウクライナが押し返せば押し返すほどリスクが高まります。
まだ半々の確率ですが、予断を許さない状況に向かっています。
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