占ってみました 円安は150円を超えて160円の攻防となるか

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占い
こんにちはhrperficioです。
今回は円安が150円を超えて、160円台の攻防にまで行くかを占ってみ
ました。
日銀がドル売り介入を示唆し、実際に市場介入を行いました。
また、各国が更なる金融引き締めに動く中で緩和の継続も行いました。
円安が止まる見込みがない中で手の打ちどころがなくなった日本にとっ
て、市場介入も大きな痛手であり、国際協調が期待できない中での単独
介入は限界もあります。
日本の持つ事情が厳しい中で更に円安は進むのかを占ってみました。

写真は占いの結果となります。
左側が結果、右側が対応策となります。

まず結果ですが、審判のカードの正位置が出ています。
審判のカードの正位置は決断や結果、復活や覚醒、発展や位置の変化と
いった意味があります。
何らかの動きがあること、適正な判断がなされることを暗示するカード
が出ています。
日本の手詰まりは実際のところは景気回復だけではありません。
MMTのような極論もありますが、実際のところは日本の金融価値は円安
によって本来の価値の6割程度までドル換算で落ちています。
また、無利子国債の発行を日銀が受けている現状や、少子高齢化の影響
、企業の投資意欲のなさによる民間経済の実力低下、国際的なインフレ
や国防・海外援助による政治投資の拡大など、あらゆる場面で日本の実
質資産は目減りする一方になっています。
政治投資も国債発行と増税による財源確保となりそうなので、円安が更
に進めば泥沼化していくことになります。
そうした中で政府は何らかの手を打つ可能性があるということを示唆し
ているようです。
その動きは景気回復でもなく、安易な国債発行増でもなく、財政再建で
もない、もっと別の方向を向いた政策になる可能性があることをカード
が示しています。
現実論を考えるとどこかに偏って進めてしますと別のところに影響が出
てしまい、結局は何らかの破綻を来すというのが日本経済の実態です。
ここで一番犠牲にしやすいのが景気回復ですが、これを口に出せば内閣
支持率は一気に低下します。
かと言って金利引き上げに踏み込んだとしてもお金を借りようとする新
たな動きもない中では市中回収もままなりません。
一部には銀行が貸し渋るといった声もありますが、銀行には既に貸し出
し意欲もありませんし、不動産投機に走るような勢力もありません。
米国の金利引き上げは不動産投機、特に中国系の動きを封じてリスクを
回避することも念頭に置いた動きです。
こうした動きの少ない日本では金利引き上げは多少の円安是正に効果は
あっても大きな影響力はありません。
既に時遅しというのが実態です。

次に実際に何を打つ可能性があるのかを見る対応策のカードですが、皇
帝のカードの逆位置です。
皇帝のカードの逆位置は、未熟や横暴、傲岸不遜や傲慢、身勝手や独断
、意志薄弱や無責任といった意味があります。
実体の伴わない円安誘導によるアベノミクスの失敗によって金融緩和策
は市場への貨幣流入の活発化による投資けん引・景気回復・賃金上昇を
狙いましたが、残念ながら投資けん引の段階で失敗しています。
こうした負の遺産をどうするか、日銀も悩みどころになっています。
ここで手を打つことは市場評価には繋がりますが、国債償還に貨幣を増
やすこともできず、仮に金利を引き上げても市中からの回収もできず、
既に時遅しは今の日銀そのものの状態です。
本来は国債の引き取りは民間が行うべきですが、国の下請けなる論理に
よって日銀が引き受けしています。
いつか、景気が良くなったら返そうが既にできなくなっています。
対応策のカードは既に何もできず、ただただ状況に身を任せるしかない
日本の姿を表しています。
そうです、もう何もできないということを暗示しています。
どれに手をつけても更なる悪い状況が待っています。
アベノミクスは環境変化によって劇薬となってしまいました。
新型コロナウイルスによって環境変化が生じたところで手を打てなかっ
たツケが今になって効いています。
MMT論者の方々には申し訳ありませんが、裏書のない経済など世界のど
こにもありません。
実質資産が6割程度まで減少することは誰も想定していなかったでしょう。
おそらく、120円台まで円安となって落ち着くことを期待していたのは間
違いないと思います。
おそらく、160円の攻防になっても仕方がない状況になっています。
誰も助けてくれません。
市場介入すればドル資産の流出に繋がり、更に市場の不安を増します。
円安を喜ぶ声も数多くありますが、今後は円安とブロック経済化によって
日本は更に買い負けしたり、更なるインフレ影響によって輸入価格は信じ
られない規模となることで、輸出産業にも影響が出ていきます。
残念ながら行き過ぎた経済状況には歯止めがかかりません。
観光に期待をかける人たちもいますが、残念ながらこちらは社会情勢の更
なる悪化によって厳しい状況に追い込まれていきます。

社会は既に変質しており、生き残り策を真剣に探す段階にあります。
陰謀論や楽観論では何の解決もできません。
私も占いで八方塞がり、打開策なし、こういった結果は初めて見ました。
もし、今やれるとすれば将来への打開のために、何を捨てるのかを取捨選
択することでしょう。
そのためには既得権や楽観的な見込み、現状維持思考などは一切捨て去る
位の覚悟が必要となるでしょう。
仮に1ドル=160円台となった場合は更に2割程度の資産減少となります。
もう日本には過去の資産はない位の覚悟で経済運営を行うしかありません。

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