【表紙作成】モノクロの良さを生かして【実績のご紹介③】

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デザイン・イラスト
こんにちは、サカトと申します。
この記事は、私が出品している「表紙作成」のサービスをご依頼いただいてから、実際にどのように進めていくのかを、これまでの実績を振り返る形でご紹介していくシリーズの第3弾です。

今回はこちら。B6サイズの小説本の表紙です。
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こちらは「正体の分からない男の噂話(目撃情報)」を集めた短編集です。
少し不気味な感じもする内容に合わせ、「水たまりに映った自分」を見下ろした構図の写真を加工して使用しています。
ミステリアスな雰囲気になっているでしょうか?
前回、前々回と紹介してきたものとはテイストが異なるかも知れません。

元々こちらは「モノクロ印刷」というご要望があり、グレーの紙に黒一色で印刷する想定で製作していました。
ところが印刷所のプランなどの都合から、途中でフルカラーに変更。
もっと写真の質感を残したバージョンも事前にご提案していたので、変更する手もあったのですが、相談の結果こちらの方がより内容に合った雰囲気であるということで、地の部分もベタ塗り(抑揚をつけずに一色で塗り潰すこと)にしました。
タイトルの文字のを変えられたのはカラーにして良かった点のひとつですね。

前回のブログで「色」についての個人的な考えを少し書きましたが、「モノクロ」「単色」も、もちろん色表現のひとつだと思います。
白い紙に黒一色もコントラストが効いてカッコイイですし、「クラフト紙」などといった色付きの紙でしたら、紙と印刷色の組み合わせによって「クール」「可愛い」「レトロ」など雰囲気がガラリと変わって面白いです。
ピンと来ない場合には、市販の文庫本のカバーをめくってみてください。本体は単色印刷である場合が多いです。

モノクロ印刷はカラー印刷と比べて、ご予算を抑えられるというメリットもあります。
カラーで考えていたけれど、モノクロでも良いのかな?
そんなご相談も承ります。ぜひお気軽にお声がけくださいませ。


今回は以上です。
こちらでは引き続き、自己紹介やサービスの紹介欄には書き切れない、
少し踏み込んだところまでサービスや実績をご紹介してまいります。
ご依頼をご検討なさっている方の参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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