こんにちは、サカトと申します。
この記事は、私が出品している「表紙作成」のサービスをご依頼いただいてから、実際にどのように進めていくのかを、これまでの実績を振り返る形でご紹介していくシリーズの第二弾です。
今回はこちら。文庫サイズの短編小説集です。
いわゆる「web再録集」と呼ばれているもので、最近多い形態でもある気がします。
少し話が逸れてしまいますが、時間をかけて書き溜めた作品が、改めて本の形になるのは本当に嬉しいですよね。
作品を拝見したところ、日常的な風景なさりげないエピソードを切り取った作風が印象的。
またタイトルにも「徒然」という言葉が使われていたので、「スナップを集めたアルバムのようなイメージ、写真のコラージュ」をご提案いたしました。
ご依頼いただいた段階では背幅(本の厚さ)が決まっていなかったこと、またシリーズとして同じデザインを、色を変えて使っていきたいというご要望があったため、その部分の調整が効くようにオモテとウラとを別々にレイアウトしていきました。
また「花畑」「空」といったキーワードに沿って集めた写真に統一感が出るよう、色の階調(色の数)を減らして少しイラスト風に加工。
仕上げにご要望のあった「しっとりと深みのある赤」を全体に被せることで、写真の質感をさらに薄めています。
そして先日、ご依頼をいただいて製作した2冊目のデザインがこちらです。
色を変えただけで、まったく違う雰囲気になりました。
作家さんいわく、この2色はいずれもカップリングにちなんだ色であるとのこと。素敵なアイデアだと思いませんか?
並べてみたときの喜びが、より意味のある大きなものになりそうです!
色の力は本当に強力で、下手をしたら色だけで本の内容を表してしまう、「同志には分かってもらえる」場合もあるような気がします。
またこれは小説本の場合ですが、色や少し抽象的なイメージを使って表現することで、内容の邪魔をしないというメリットが得られる場合もあるのではないでしょうか。
華やかなイラストをあしらった表紙ももちろん素敵ですが、そんなさりげない(?)表紙をお求めの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談いただけたらと思います。
今回は以上です。
こちらでは引き続き、自己紹介やサービスの紹介欄には書き切れない、少し踏み込んだところまでサービスや実績をご紹介してまいります。
ご依頼をご検討なさっている方の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。