はい、こんにちは。本日は最近めっきり依頼が減りました「毛虫の消毒」について。
最近では、自治体側も予算が厳しい為か、樹木をきっちりと剪定したり、まるごと伐採するなどして「消毒」の仕事自体を無くす傾向にあります。
毛虫の発生対策として消毒をする時期としては冬から夏にかけてになります。
冬→春に出没する毛虫対策
春→夏に出没する毛虫対策
夏→秋に出没する毛虫の対策
と、まあこんな感じで害虫・害獣の発生時期とほぼ重なります。
害獣の被害発生の多い時期は春と秋がピークでこれは丁度、害獣が子供を産む時期になります。
毛虫対策として消毒を実施するには天候や時間にも配慮が必要です。
ベストなのは晴れの日の早朝または夕方。
雨だとせっかくの薬剤が直ぐに流れてしまいます。
通常の日中の時間だと風が吹くこともあるので薬剤が近隣に飛んで洗濯物とかに飛んで行ってクレームになる可能性があります。
作業前には予め、毛虫が落下してきそうな場所にブルーシートを敷いておいてスムーズに全ての毛虫を回収出来る様に段取りをしておきます。
落下したままにしておいては、危ないままですから。
そんな訳での前述した通りの条件での作業となります。
毛虫とはその名の通りにトゲトゲした毛が出ている幼虫で、一般的にイモムシ状の虫は無害です。しかしながら見るからにトゲトゲした毛が出ていても無害な虫もいます。
一方で毛が無いように見えて有害なものもいるので注意が必要です。
毛虫で、有害性が確認されているものを並べてみます。
ヤマダカレハ幼虫(有毒)春~夏にかけて被害が発生
凄い毛むくじゃらでまるで猿の様です。
ヤネホソバ(有毒)コケ類に多数発生 春~秋に発生
モンシロドクガ幼虫(有毒)
俗称:キンケムシ 1齢幼虫は無毒。蚕桑の重要害虫
春~秋にかけて発生
ムラサキイラガ幼虫(有毒)夏~秋にかけて発生
マツカレハ幼虫(有毒)
名前の通り松の害虫として有名
春~夏にかけて発生
一見、トゲトゲがなさそうですが注意が必要
ドグガ幼虫(有毒)被害の発生は5~6月にかけて
ツガカレハ幼虫(有毒)夏~秋にかけて発生
これも一見、刺がないので要注意
チャドクガ中齢幼虫(有毒)
チャドクガ老齢幼虫(有毒)
名前の通り”茶”の害虫。8~9月にかけて発生
イラガ幼虫(有毒)7月~10月発生
妙に色が綺麗で”危険”サインを出している
一般に自然界では毒のあるものは発色が
抜群に綺麗なものが多いです。
アオイラガ(有毒)6~9月に発生
これも妙に色が綺麗ですね。
クロシタアオイラガ(有毒)6~9月発生
クヌギカレハ(有毒)早春に発生
キドクガ幼虫(有毒)春~秋にかけて発生
と、まあ結構沢山ありますね。
決してこれで全てではありませんが、代表的なものを揚げてみました。
前述の通り、近年では剪定・伐採がきちんと行われて消毒作業もかなり減っているとは言え、これからの季節気を付けたいものです。
では、では。