心理学 〜ものごとを正しく怖がる〜

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学び
 「ものごとを正しく怖がる」ということは、認知/行動の面で 極めて重要です。

 私たちが日常生活で感じるストレスの中には、「正しく怖がること」ができれば、それを大きく軽減できるとされています。

 具体的には…
   (1)オフィスで遠くから話し声が聞こえるが、自分の悪いうわさ話をしているかもしれないと不安に思う。
   (2)就寝前に、「明日会社に行ったら、また嫌な気分になるかもしれない」と考えてしまって、なかなか眠れない。
   (3)自分の素直な気持ちを、そのまま相手に伝えてしまったら、相手が自分に対してネガティブな印象(※1)を持ってしまうかもしれないと思い、なかなかのびのびと振る舞えない。
     (※1)自己中心的、思いやりが無い、相手を配慮できないなど

 このような心の動きは、程度の差はあれど、誰しも経験のあることではないかと思います。

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 これらの感情や考えが問題となるのは、それに至る根拠が不明確なケースがほとんどです。

 「ものごとを正しく怖がる」というのは、言い換えると、自分が抱く感情や考えについて、自分の主観や信念を一旦置いておいて、フェアな視点から根拠を探すとも言えます。
 これまでの自分の経験や、人格形成のプロセスを捨てるという意味ではなく、ものごとを多面的に観察する、という点に焦点を当てることが重要です。

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