メンタルの話 〜ミスジャッジ〜

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緊張や過信によるミスジャッジは、仕事やスポーツの場面で多く見聞きするものですが、今回は ミスジャッジに至る過程と、私が思いつくその対策法を記事にしたいと思います。内容には、私の体験も踏まえておりますので、参考程度にご覧いただければと思います。

 ミスジャッジには、下図のパターン1とパターン2があるかと思います。

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 パターン1は、楽観的なミスジャッジ。パターン2は、悲観的なミスジャッジと言えましょう。いずれのパターンも、モノゴトをどのように捉えるか。言い換えれば、モノゴトをどのように思い込むか、によって私たちの身体の各所に生体反応が示されるのです。
 具体例としては、パターン1だと勘違い、パターン2だと萎縮などがあります。確証なきモノを絶対OKと判断するパターン1。確証なきモノ絶対NGと判断するパターン2は、毛色は違えど、判断能力で最も大切な正確性とスピードに悪影響を与える意味では、共通点があります。

 特にパターン2は、私がビリヤード中によく犯すミスジャッジで、それは迷いを生み、スピーディな判断を邪魔して、傍らから見るとガチガチに緊張した状態に見えるのです。思い切りが悪く、のびのびとプレーするなどとは対極の状態。これは、スポーツでは良く聞く心理状態で、ネガティブな心境で陥りがちだと思います。では、なぜこのようなミスジャッジに至るのでしょうか。

 スポーツ心理学の文献によれば、判断で重要なのは、スピードと正確性なんだそうです。そして、状況判断を狂わせるのは、①先入観、②強すぎる感情、③過度の緊張とも。
 ①先入観は、強すぎると脳が先入観に支配され、脳は、どんなに正確な情報が集まっても参考としなくなる。
 ②強すぎる感情は、願望によるバイアスとも言え、「勝ちたい」「負けたくない」などの願望が強すぎると、本来集中すべき「自分のなすこと」から意識が離れる。
 ③過度の緊張は、焦りの心理も伴います。これらは脳の処理能力(スピード/正確性)を低下させ、正しい情報を得ても、適切に処理出来なくさせます。

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 ここで、判断能力と集中力の2つの側面から考えてみます。

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 まず、判断能力について。

 ①先入観と②強すぎる感情と③過度の緊張が問題と説明しましたが、私にとって問題なのは、③過度の緊張なのです。これについて、掘り下げて考えてみたいと思います。

 緊張の引き金は、未来への不安。そして緊張は、全身の血液バランスを乱し、血液の多くは脳に集中し、反対に、末梢神経や下半身の温度を低下させるんだとか。
 このような反応の多くは、マイナス思考を伴います。心理的にネガティブな状況に陥り、末端からの素早い神経伝達は行われず、反応が遅れることで、より一層、焦りの感情を刺激するでしょう。
 従って、心理レベルを適当に保つことが、正確でスピーディな判断のために重要であると言えます。

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 次に、集中力について。

 モノゴトの捉え方といった意味では、「集中の仕方」が大切だと思うのです。そもそも集中とは、視点を広い範囲から徐々に一点に絞り込んでいく、という意味だそうで。能率を上げるには、対象物以外の雑多な情報を排除して、対象物一点に全神経を集中していくことが求められます。

 スポーツ心理学では、集中力は、以下の内容で分類されるそうです。
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このように集中力と言っても、これだけの種類があるわけです。それてこれらは、どれもスポーツや仕事に欠くことのできないものです。
 ところが私たちは、何らかの理由によって、この集中力を奪われたり、弱められたりします。

 ミスジャッジに着目して考えてみると、大別して内的集中と外的集中から言える訳です。
 まず、内的集中ですが、自分の状態を正確に認識することが大切な訳ですが、それは客観から見た自己の姿と、主観から見た自己の姿のギャップが、できるだけ少なくなるのが望ましい訳です。そして、勘違いや自己過信などの場合は、これらの2つの姿は大きく乖離していると言えましょう。
 次に、外的集中ですが、これは対象物に対する一点集中が過ぎて、周囲に対する分散集中がおろそかになっている場合と、気が散って 対象物に対する一点集中がおろそかになっている場合が考えられるわけです。

 これがポジティブ側に振れすぎると過大評価、ネガティブ側に触れすぎると過小評価となると言えましょう。

 心理学では、条件付けと呼ばれる心の動きがあります。これは、全く無関係なAとBの二つの刺激を反復することにより、心に「AすなわちB」という条件反射が植えつけられることです。私は、これがポジティブに作用する場合はルーティン、ネガティブに作用する場合は先入観と呼ぶことにしています。
 状況判断をミスする要因の筆頭は「先入観」です。このネガティブな思い込みが、ミスジャッジを引き起こすのではないでしょうか。
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