“プロポーズ”が飛び交う政局劇──秋波の裏に見える勝敗ラインの設計図

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【首相、国民民主に秋波 連立入り求め「プロポーズ」】
“党首討論会は政権の枠組みもテーマになった。首相は自民党と日本維新の会の連立政権に国民民主党が加わることに秋波を送った。「国民民主には早くからプロポーズを送っている。私の『責任ある積極財政』に非常に親和性が高いと勝手に思っている」と話した。”

タイトルに「秋波」に加えて「プロポーズ」とまで書いてあるので、思わず笑けてしまいましたが、高市首相はかなりの人たらしかもしれません。
本音は自民党での過半数を目指すかたわら維新も含めての過半数を勝敗ラインとして掲げて安全牌をつくります。

“首相は衆院選の勝敗ラインとして「与党過半数」を掲げる。達成したとしても自民と維新は参院で過半数に届かないままだ。国民民主が連立政権に加われば、参院でも過半数を確保し、政権基盤は強固になる。”

そして、国民民主党が加われば参院でも過半数になることを見越して、秋波を送っている。それを首相は「プロポーズ」という言葉を使いました。
女性的な言葉でいてメロドラマをみているかのようですが、その実、この「プロポーズ」という言葉の裏に土黒い思惑をたくらんでいるのでしょう。

「自民党復活」。

自民党復活を達成できたら、自分に反対する自民党の人たちにも聞こえがよく、政権をやりやすくなる。
初の女性首相ということで称賛する人もいれば批判する人もおり、とかくやり玉にあげられる。そのため、「消費税減税」ではなく「自民党復活」を悲願として目論んでいるのではないでしょうか。

そのための自信があると高市首相は思っているはずです。
「自民党復活」→「自民党過半数」→「自維過半数」→「自維国参院過半数」
しかし、保険をかける意味で上記のような3段階の伏線をしいています。そして、これがメロドラマのようにみえてしまうのは参政党の扱いでしょう。

“参政党の神谷宗弊代表は自維連立政権に加わる可能性に関し、「プロポーズされるくらい魅力的にならないといけない」と強調した。党員の判断をあおぐ必要があるとの認識を示した。”

そして、どの政党も「消費税減税」を打ち出しています。高市首相からしたら「してやったり」でしょう。
株のチャートと同じで国民はチャートの先がピコピコ動くのに惑わされてはいけないと思います。

消費税減税を「悲願」だったともっけから語るかたわら、代替財源はどうするのかを伝えていません。各党ともに具体的にそこをつめないで同じ論戦を繰り返し、飛び付かせるのは私たちを疲弊させます。

国民民主党の玉置代表は年収の壁を打診すればこちらに傾いてくれるのではないか、しかし、それをやると財源がより厳しくなる。

何せ消費税減税の財源もどうすれば良いかわからない。だから、「2年」という期限で収まりをつくりました。

その後、戻すのか、戻さないのかわかりませんが、そもそも消費税減税などやらないのでは?とも考えています。

私たちはメロドラマをみてお腹いっぱいになり、そんな公約もあったかと忘れさられないようにこの衆院選もみていかないといけないでしょう。
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