名実逆転の裏にある中国の“戦時経済”

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【中国はデフレに早く手を打て】
“中国は物価が継続的に下がるデフレに陥った可能性が高い。なのに、習近平政権は危機感が乏しいようにみえる。あらゆる手を尽くして、デフレがさらに深刻になるのを防ぐべきだ。”
なぜ危機感が乏しいようにみえるのでしょうか。また、なぜ中国のデフレを気にかけないといけないのでしょうか。
まず後者は輸出とその範囲が大幅に増えたため、広く世界に影響してしまうからでしょう。
“中国国家統計局が19日に発表した2025年の国内総生産(GDP)は、実質で前年比5.0%増えた。貿易摩擦が続く米国以外の国・地域への輸出が大幅に増え、外需の支えで政府目標の「5%前後」に届いた。”
では前者はなぜなのでしょうか。名目GDPは4%で、物価高を考慮しない実質GDPが本来であれば名目よりも下回るところ、実質GDPが5%なので「名実逆転」が起きてしまっています。
実質GDP5%>名目GDP4%
気になった点は以下の部分です。
“だが、国家安全を優先する習政権は製造業の新興に軸足を置き、需要の刺激より供給サイドの改革ばかりに力を入れている。需要が足りないのに供給を増やせば、物価が下がるのは当然だ。”
この「国家安全を優先する習政権は製造業の新興に軸足を置き」の部分が重要で、これがブラフというか私たちをあざむいている逆転現象なのではないでしょうか。
これの答えのような記事が別の記事にありましたので、その記事に移ります。
【中国が急ぐ「戦争準備」の衝撃】
“戦争への備えとは、軍備の増強だけをさすわけではない。より注目すべきは、ペイ氏のいう「戦争動員能力の向上」である。
何を意味するのか。新たな5カ年計画は人工知能(AI)や半導体など先端技術の国際化だけでなく、鉄鋼や機械といった「伝統的な製造業」の強化にも触れている。”
台湾統一を何がなんでも目指す習近平さんはGDPの逆転が起きようが、他に影響が出ようが、関係ないということでしょう。
そのため、「伝統的な製造業」の強化にやっきになっている。これが「名実逆転」が起きる、また起きてしまっても解消が難しいという事態に陥っているのだと思います。
そして、「国家安全を優先する」というのが隠れ蓑のになっている実態に他国の国家安全を脅かす事態を危惧します。
これが今のベネズエラを守るためだとか、グリーンランドを守るためだとかいいながら、略奪するのと同じなのではないでしょうか。
その競争に行き着く先は、チキンレースと同じで破滅に向かうとしか思えません。映画としてシーンを見るのは面白いかもしれませんが。
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