【中国出生、初の900万人割れか】
“中国の2025年の出生数は2年ぶりに減少に転じ、初めて900万人を割り込むとの予測が出てきた。就職難や先行き不安を強める若者の結婚が減ったのが主因だ。26年1月で「一人っ子政策」の廃止から10年を迎えたなか、政府は結婚の奨励や養育費の軽減など矢継ぎ早の対策を繰り出す。”
この前文の最後の「矢継ぎ早の対策を繰り出す」の部分が皮肉にみえました。効果など出てないのに、もしくは効果など出るはずもないのに、という言葉が追加されている気がして。
補助金の制度を設けたようですが、財政難では出せるものではありません。
“ただ補助制度が円滑に運用されるかは懸念がある。中国政府は25年秋から、幼稚園の最終学年の教育費を無償にする制度を導入した。しかし地方政府の財政難により、一部の園が補助金を受け取れないなど、すでに問題が生じている。”
それから、「初の900万人割れ」と書いていますが、実際はもっと深刻なのかもしれません。
“中国メディアによると、シンクタンクの育媧人口研究の専門家である何亜福氏は25年の出生数について「900万人を割るのはほぼ間違いない」との見方を示す。米ウィスコンシン大学の易富賢氏は800万人を下回り、730万人ほどに落ち込むとみる。”
左の「中国の婚姻数と出生数」というグラフをみても凄い落ち込みなのがわかります。
900万人どころか730万人は衝撃的な落ち込みです。
明らかな政策間違いになりますが、筆者はそこも前文でつきたいのですが、少しさけた感があります。
“26年1月で「一人っ子政策」の廃止から10年を迎えたなか”
の部分を本当は突っ込みたいのですが、「10年を迎えたなか」とさりげなく入れておきながら、
“就職難や先行き不安を強める若者の結婚が減ったのが主因だ。”
とズラしています。
本当の主因なのは一人っ子政策ではないでしょうか。前文でははぐらかして書いていますが、記事の中では前文よりもちょっと踏み込んで言及しています。
“出産に対する意識には、1980年ごろから続いてきた一人っ子政策の影響もあるとみられる。政府は2016年に2人目、21年には3人目の出産を認め、産児制限を事実上廃止した。それから10年がたっても「子は1人で十分」と考える家庭は多い。長年の制度によって出産適齢期の女性人口も減っている。”
10年とはいえ、3人目が21年なら事実上は5年前です。10年前と比べると24年の婚姻届け出数は610万組と半数に減っているとも書かれているので明らかにこの一人っ子政策に原因があるでしょう。
それなのに、いろいろと隠したなかで形だけ作っていくのをしていることにより弊害がでているとみられます。
この730万人で合計特殊出生率をAIに計算してもらいましたら、0.95と出してきました。1を割っています。
またネットで検索しましたら、人口のピークは5年前の2021だったようです。
中国はデフレに変わり、これからは日本が長年苦しんだ状態になる可能性があります。
そう考えると、よりロボットを発展させるのでしょうか。ロボット大国として、労働力を補い、足りない部分は台湾に侵攻し、その後は東南アジアと日本、そして、南太平洋島嶼国と進んでいく。そして、シルクロードから西洋と南アフリカへ。
そんなことを考えているのではないかと空恐ろしく感じますが、実現はなかなか難しいでしょう。
この記事で書かれているように形だけ整えているようでは、実際の国民は疲弊していることに気づかないと思います。まずは国民との対話を。