ココナラをはじめる前に:スキルシェアの3つの注意点

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コラム
このコラムは、ココナラをこれからはじめようとしている方や、
ココナラに出品しているけれど悩んでいるという方に向けて書きました。

楽しくスキルシェアをするために必要なポイントを3つに絞り、
まとめていきます。

【ざっくり自己紹介】

私は2015年の10月末からココナラで出品を始めました。
主に、文章作成・校正や翻訳(英⇒日)のサービスを提供中です。

2018年からはPRO出品者として認定していただき、PROサービスも2件出品中です。

私が登録をしたときは、「無料枠」というものが何件か設定できました。
最初のハードルを下げるための制度だったと思います。

ライティングも翻訳も最初は「無料枠」でスタートしました。

私の場合は最初の1~2件程度で無料枠を終了し、
その後は全て有料サービスに移行しました。

そこから色々な経験を重ね、色々な失敗もあり、今に至ります。

これまでに350件以上のサービスを販売してきましたが、
扱った内容でカウントすると500は超えていると思います。
(※1件のなかに10~20件の記事などが含まれることもあるため)

私が出品しているライティング・文章校正や翻訳のサービスは、
ご依頼いただく内容に合わせてカスタマイズして提供します。
そのため、どれひとつとして同じものはありません。

楽しかったことも辛かったことも、たくさんありました。

たくさんの貴重な経験をさせていただくなかで、
スキルシェアに関して私がこれまでに感じてきた
3つの注意点をお伝えしたいと思います。


その①:自分を安売りしない

最初の1件目を獲得するのはとても大変です。

なんとか見つけてもらいたい…
誰でもいいから買って欲しい…

最初の1件目が決まるまでは、焦りや不安もあることでしょう。
目立つように激安サービスを出品したくなる方もおられるかもしれません。

しかし、「値段を下げる=サービスの品質低下」に繋がります。

「このぐらい値引きしているのだから、この程度でいいか」
という気持ちになりやすくなるからです。

これでは「安かろう悪かろう」になってしまいますよね…。

最初の1件目はなかなか決まらないかもしれません。
それでも、最初のご依頼に真摯に取り組めば、
必ず次の仕事に必ず繋がります。

安売りは自分が損をするだけでなく、同じジャンルのサービスを出品している他の出品者の価格設定にも影響を及ぼします。

例えば、同じ内容が1000円の場合と3000円の場合、一般的な感覚ですと
【1000円】の方を選びたくなることでしょう。しかし、サービスの品質や内容の濃さによっては、1000円ではなく3000円でお引き受けする方が妥当な場合もあります。

適正価格で出品している他の方が「○○では1000円でしたよ?値引きできませんか?」なんて問い合わせされてしまうこともあるわけです。

くれぐれも「安売り」はやめましょう。
(かといって、高く設定しすぎるのも良くありません!)

納期がタイトなご依頼の場合は、プラスαの手数料を設定するなど、
出品をしながら適宜工夫をするようにしましょう。

■サービスの価格設定■

まずは相場を調べ、企業としてサービスを提供しているプロの方と比較して、自分がどの程度の品質を提供できるのかを目安に考えて、価格設定をします。
※提供可能な納期なども目安に、妥当な価格を探っていく必要があります。これは出品内容によって大きく異なりますので、しっかりリサーチしましょう。

その②:できない無理はしない

スキルシェアを通して、自分のスキルを伸ばすことはできます。
できないことができるようになる、ことはたくさんあります。

しかし、全く未知の分野ではスキルは伸びません。
新しいことに挑戦しすぎると、負担が大きくなりサービス提供を続けられなくなります。

自分のスキルと持ち時間(稼働時間)を客観的に捉え、
「無理をしすぎないこと」を意識すると良いでしょう。

ここでは偉そうに書いていますが、、、
実は私自身は無理をし過ぎて、身体を壊したことが何度もあります。
本業とのやりくりに失敗しそうになったことも何度かあります。

自分にとって負担になりすぎない塩梅を見つけるまでは、
何度か失敗も必要かもしれません。

しかし、ペースが掴めてくれば、無理をせずにスキルシェアを楽しめるようになるはずです。

大型の案件をペース良くこなすスキルも、
細かい単発の案件を数多くこなすスキルも、
経験と共に確実に身についていくはずです。

■無理をしないために■

納品予定日は確実に守れる日を設定しましょう。何日か無理をすれば納品できる日付ではなく、何があっても確実に作業を完了できる日で設定します。無茶な納期を希望された際は、交渉するか引き受けないか、の二択が安全です。一番まずいのは「間に合わないこと」だからです。確実な納期、確実な品質でサービスを提供しましょう。


その③:慎重に、丁寧に、確実に、誠実に

3つ目は「継続依頼」と特に関係の深い内容です。

最初のご依頼からリピーターのお客様がついてくださることもありますし、
サービスが売れるにつれて継続依頼が増えてくることもあります。
あるいは初回から「継続依頼」というワードを出してくださることもあるかもしれません。

しかし、継続依頼を引き受ける際には幾つかの注意点がありますので、
ここでリストにしておきたいと思います。

・自分の能力を超えないこと   (情報が少ない案件は避ける)
・価格が妥当であること     (値引きを求められた場合は避ける)
・納期の設定が妥当であること  (希望納期がタイトすぎるものは避ける)
・やりとりがスムーズであること (連絡が何日も途絶える場合は避ける)
・コミュニケーションがとれること(言葉の相性が合わないときは避ける)
・丁寧なやりとりを崩さないこと (友達感覚にならないように注意する)

ちょっとした誤解やほころびがサービス提供の継続を難しくさせます。

ほんのちょっとした瞬間に「あれ?」と感じるときは、受注を控える方が賢明です。サービス開始後であっても、話し合いが決裂することはあります。

提供できる内容であっても「断る勇気」が必要なことも多々あるのです。

初めてご依頼をいただいたのと同じような気持ちで、どんなときも、
丁寧かつ誠実に、しっかりと対応することが必要です。

継続依頼こそ、慎重に、丁寧に、確実に、誠実に、を心がけましょう!
(自戒も込めて)

■継続依頼を引き受けるポイント■

テキストメッセージでのやりとりで誤解が生じないこと。これが一番のチェックポイントです。サービス提供に対するお互い(出品者・購入者)の期待値が一致しているかも必ず確認する必要があります。出品者が提供できる範囲を超えたサービスを求められた場合には、潔くご依頼を断ることも必要です。

たくさんの出会いと学びがあるのがスキルシェアの最大の魅力だと思います。

楽しく永く、ゆるりと続けられるように。

私が意識しているポイントやサービス説明のコツなど、
これからも少しずつご紹介していきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました!

C32YO

※無断転載はご遠慮願います。




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