今回から2回に分けて、「できること・できないこと」というテーマで
サービス出品に関するコツをまとめていきます。
書いているうちに少々長くなってしまったので、
今回は前編とします。
できること≠得意なこと
何らかの得意分野があれば、誰でもサービスを出品できる。
これがスキルシェアサービスの魅力です。
しかし、「できること」は「得意なこと」とイコールではありません。
無理をせずにできることのなかでも、特に「得意」なことを見つけることが、
サービス出品のためのスタートだと考えています。
私の場合・・・
私の専門は英語教育です。
そのため、当初メインで出品しようと思っていたのは、
「英語学習」「翻訳」「英会話レッスン」
などのキーワードから浮かぶ語学系のサービスでした。
しかし、すでに出品されている人気サービスを見てみると、
「海外在住」「バイリンガル」「国際結婚」
などのキーワードを含むものがよく売れていることに気づきました。
購入者の目線で考えれば当たり前のことなのですが、
語学系のサービスで「海外在住」「バイリンガル」「国際結婚」
などのキーワードがあると、それだけで目に留まりやすくなりますよね。
海外在住の方であれば、実体験に基づくアドバイスを提供できますし、
バイリンガルの方であればスピーディーな翻訳も可能でしょう。
国際結婚をされている方であれば、
「わたしの配偶者(夫・妻)がネイティブチェック(または英会話レッスン)をします」というキャッチフレーズを入れることで、
「英語母語話者に英語を見てもらえる」というちょっとしたドキドキ感を
セールスポイントにすることができます。
残念ながら、わたしはどれにも該当しませんでしたので…(泣)
出品サービスのジャンルや名称を検討しなおすことにしました。
スキル探しは難しい!
売れ筋のサービスに食い込んでいけるようなものとして、
自分ならではの新たな切り口が必要だと考えましたが、
なかなかうまく思いつきませんでした。
英語学習の効果的な方法をレクチャーしたり、
短時間で翻訳を仕上げたり、英会話レッスンを行ったり。。。
どれも「できること」ではありますが、数あるサービスのなかから注目してもらえたり、購入してもらえるような「得意」としてアピールするには‥
ちょっと弱い…というか何かが足りないと考えました。
どうしようかな…と悩みながらサービス説明を考える日々が続きました。
「得意」は身近なところにある
色々思案しているうちに、ふと思いついたのが、
小さい頃から好きだった「作文」のサービスでした。
物語を考えたり、台詞を考えたり。
友達のかわりにメールや手紙の文面を考えたり。
親のかわりにPTA資料をつくったり。
今まで自分が自然に行ってきたこと(そして苦労しなかったこと)のなかに、やっと「得意」がありました。
そこで、 「想いをカタチに」というキーワードを設定し、
サービスの出品が始まりました。
ありがたいことに、こちらのサービスは今でもよくご購入いただいています。
私の場合は数を売る出品方法ではないので、ひとつひとつのご依頼とじっくり向き合いながらサービス提供をさせていただいています。
次回は「できること・できないこと」の後編を公開したいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
C32YO