今さら聞けない風の時代ってなに?

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「風の時代」という言葉を聞いたことはありますか?
2020年頃から、SNSやメディアでよく目にするようになった言葉です。これらは西洋占星術の概念から由来するものです。西洋占星術では、約200年ごとに時代の雰囲気が大きく変わると考えます。2020年12月、私たちは「地の時代」から「風の時代」へと移りました。この記事では「風の時代」とよく耳にするけれど、それが何のことなのかわかりやすく説明します。

この記事で分かること

1. 風の時代とは何か(占星術の基本的な仕組み)
2. 過去200年の「地の時代」は何だったのか
3. 風の時代で何が変わったのか、これから何が起きるのか

それでは、まず「風の時代とは何か」から見ていきましょう。

風の時代の始まり.jpg
【2020年12月22日 午前3時16分(日本・東京)のホロスコープ】
このホロスコープは、木星と土星が水瓶座で重なった瞬間を、日本・東京から見た配置で作成したものです。
占星術では度数の数え方に2つの方式があります。天文学的表記では「水瓶座0度29分」ですが、占星術的表記では「水瓶座1度」と数えます。実際の鑑定やサビアンシンボルでは占星術的表記を使用します。
つまり、この歴史的な会合は水瓶座1度で起きたということになります。星座の最初の度数で起きたこの会合は、まさに新しい時代の始まりを象徴しています。

第1章:風の時代とは何か ― 木星と土星の会合が教えてくれること

1-1. 約200年に一度の大転換

木星と土星の会合(グレート・コンジャンクション)

占星術では、木星と土星という2つの惑星の動きが、社会全体の流れを決めると考えます。
木星は約12年で星座を一周します。土星は約29年かけて一周します。この2つの惑星が同じ場所で重なることを「会合(グレート・コンジャンクション)」と呼びます。
この会合は約20年に一度起きます。前回は2000年5月、その前は1981年でした。
20年ごとに起きる会合ですが、実はもっと大きなサイクルがあります。それが「約200年サイクル」です。

エレメント(元素)という考え方

占星術では、12星座を4つのグループに分けます。これを「エレメント(元素)」と呼びます。

火のエレメント:牡羊座、獅子座、射手座
- 情熱、理想、行動力

地のエレメント:牡牛座、乙女座、山羊座
- 物質、現実、安定

風のエレメント:双子座、天秤座、水瓶座
- 情報、知性、コミュニケーション

水のエレメント:蟹座、蠍座、魚座
- 感情、直感、精神性

木星と土星の会合は、約200年間、同じエレメントの星座で起き続けます。そして200年経つと、次のエレメントに移ります。
このエレメントが変わるタイミングが、時代の大転換点なのです。

過去800年の時代区分

前回の風の時代(1186年頃〜1405年頃)
1186年から風サインでの会合が始まり、1226年以降に本格化
・中世、都市と交易の拡大、商人階級の台頭
・モンゴル帝国の興隆、シルクロード交易の活発化
・日本:鎌倉時代〜南北朝〜室町初期

水の時代(1425年頃〜1600年頃)
1425年の蠍座会合で水サイクルが本格スタート
・コア期は1425〜1583年、その後も断続的に水サインでの会合が続く
・ルネサンス、宗教改革
・精神的・宗教的変容の時代

火の時代(1600年頃〜1800年頃)
17〜18世紀、火サインでの会合が中心に
・大航海時代後半、植民地拡大
・啓蒙思想、バロック音楽の全盛期
・理想と情熱の時代

地の時代(1802年〜2020年)
1802年乙女座会合から地サイクル開始、1842年以降はほぼ連続
・産業革命から現代
・資本主義、物質文明
・所有と安定の時代

風の時代(2020年〜2159年頃)
2020年12月22日、水瓶座1度での会合で風サイクル本格スタート
・情報革命、テクノロジー
・個人の自由、ネットワーク
・これから約140年続く新しい時代

約800年かけて、風→水→火→地と巡り、再び風の時代に戻ってきました。つまり今回の風の時代は、約800年ぶりの帰還なのです。

1-2. なぜ2020年が特別なのか

水瓶座1度での会合

2020年12月22日午前3時16分(日本時間)、木星と土星は水瓶座で重なりました。
この会合が特別な理由は2つあります。
理由1:エレメントの変化
約200年続いた「地のエレメント」から、「風のエレメント」へ移りました。これは1802年以来の大転換です。
理由2:水瓶座という星座
水瓶座は風のエレメントの中でも、特に革新的な星座です。

水瓶座のキーワード:
- 革命、改革
- テクノロジー、科学
- 個人の自由
- 平等、博愛
- 既存のシステムの破壊

理由3:星座の最初の度数
占星術的には「水瓶座1度」で起きた会合です。星座の最初の度数は、新しいサイクルの始まりを強く象徴します。
まさに「完全なリセット、ゼロからのスタート」を意味する配置だったのです。

実際に何が起きたか

2020年、私たちは大きな変化を経験しました。
新型コロナウイルスのパンデミック
- 世界中がロックダウン
- 人々は家に閉じ込められた
- でもインターネットは繋がっていた
リモートワーク革命
- 会社に行かなくても仕事ができる
- オンライン会議が当たり前に
- 「場所」からの解放
デジタル化の加速
- キャッシュレス決済の普及
- オンライン授業、オンライン診療
- 物理的な接触を避け、デジタルで繋がる
個人の発信力の拡大
- YouTubeやTikTokの爆発的成長
- 誰でも情報を発信できる
- 組織に属さなくても影響力を持てる
暗号資産・NFTのブーム
- ビットコインの高騰
- デジタル上の資産という新概念
- お金の形が変わり始めた

これらすべてが、2020年から起き始めました。偶然でしょうか?
いいえ、占星術的には必然です。水瓶座での会合が示していた通りの変化が、実際に起きたのです。

1-3. 風の時代の基本的な特徴

風のエレメントが意味するもの

風は形がありません。目に見えません。でも確かに存在し、動き、影響を与えます。
風の時代とは、こうした「形のないもの」が価値を持つ時代です。

風のエレメントの特徴

1. 情報が価値を持つ
- データ、知識、アイデア
- 物質ではなく情報
- 持つより知る

2. 移動と流動性
- 固定されない
- 自由に動く
- 国境を超える

3. コミュニケーション
- 人と人を繋ぐ
- ネットワーク
- 関係性の重視

4. 軽さとスピード
- 重い物質より軽いデータ
- 速く伝わる
- 瞬時に共有される

5. 個人の自由
- 組織からの解放
- 自分で選べる
- 多様性の尊重

地の時代との決定的な違い

風の時代を理解するには、その前の「地の時代」と比較すると分かりやすいでしょう。
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第2章:地の時代(1802-2020年)は何だったのか

2-1. 地のエレメントの特徴

地=物質、所有、固定、蓄積
地のエレメントとは、文字通り「大地」のようなものです。
固く、重く、動かない。でも確実に存在し、目に見え、触れることができます。
地の時代とは、こうした「形あるもの」が価値を持つ時代でした。

地のエレメントの特徴
1. 物質が価値を持つ
土地、建物、お金
目に見えるもの
手に触れられるもの

2. 所有することが力
持つ者が強い
財産の蓄積
資産を増やす

3. 固定と安定
変わらないこと
動かないこと
継続すること

4. 重さと実体
物理的な重量
具体的な形
実在する証拠

5. 場所への固定
土地に根ざす
建物に縛られる
移動の困難さ

2-2. 地の時代が作ったもの

2-2. 地の時代が作ったもの
産業革命と資本主義
1802年、木星と土星は乙女座(地のエレメント)で会合しました。
18世紀末から始まっていた産業革命が、19世紀に爆発的に拡大します。蒸気機関、工場、大量生産。すべて「物質」を作り出すための仕組みです。
資本主義が確立しました。その核心は「お金を増やす」こと。利益の追求、資本の蓄積、投資と回収。お金という「物質的な価値」をどれだけ多く「所有」できるか。これが地の時代の最大のテーマでした。
土地と建物が最も確実な財産とされ、「持ち家」が人生の目標になりました。
組織と階層の時代
大企業が誕生しました。鉄鋼、鉄道、石油。これらの企業は膨大な「物質」を所有していました。
組織はピラミッド型になりました。トップに社長、中間に管理職、底辺に労働者。上に行くほど権力があり、下の者は命令に従う。
日本では終身雇用と年功序列が定着しました。一つの会社に一生勤め、年齢とともに給料が上がる。「安定」「継続」「固定」という地のエレメントの価値観です。
場所への固定
人々は場所に縛られていました。仕事をするには会社に行く必要があり、毎朝満員電車でオフィスに出勤しました。
生まれた土地に住み続け、先祖代々の土地を守る。移動は例外的なことでした。

2-3. 地の時代の価値観

地の時代が重視したもの

地の時代は、安定と継続を中心に社会が動いていました。良い大学から良い会社へ進み、一つの場所で着実にキャリアを積む。土地や不動産といった目に見える資産を蓄積し、会社という共同体の一員として長期的な関係性を築く。
これらの価値観は、多くの人に安定した生活と明確な人生設計をもたらしました。

地の時代の恩恵

地の時代は、世界に大きな発展をもたらしました。
産業革命によって生活水準が向上し、医療や教育が普及しました。資本主義は経済成長を生み、多くの人が豊かになりました。安定した雇用制度は、家族を養い、子どもを教育し、老後に備えることを可能にしました。

地の時代の終わりと新しい始まり

2020年、218年続いた地の時代が終わりました。
地の時代が築いた基盤の上に、今度は風の時代が新しい価値観をもたらします。物質的な豊かさに加えて、情報と自由。安定に加えて、変化と革新。組織に加えて、個人の力です。

第3章:風の時代で何が変わるのか

3-1. 地の時代から風の時代へ ― 価値観の転換

地の時代は「所有」が価値でした。風の時代は「共有」が価値です。CDやDVDを所有するのではなく、音楽や映画はサブスクリプションで共有します。車も家も、必要な時だけ借りる。所有という概念そのものが薄れています。
地の時代は場所に縛られていました。風の時代は場所を選びません。会社に毎日出勤する必要はなく、リモートワークで世界中どこからでも働けます。物理的な場所という制約が消えつつあります。
地の時代は組織の時代でした。風の時代は個人の時代です。大企業に勤めることより、フリーランスや副業で個人として何ができるかが問われます。YouTuberやインフルエンサーのように、組織に属さなくても個人が影響力を持てるようになりました。
地の時代は物質が価値でした。風の時代は情報が価値です。土地や建物ではなく、データ、知識、アイデア、ネットワーク。形のないものが、最も重要な資産になっています。

3-2. これから起きること

2020年代:基盤構築期
今はまだ風の時代の始まりです。2020年代は、新しい時代の基盤を作る時期です。
リモートワークの定着、デジタル通貨の普及、AI技術の発展。これらが社会の基本インフラになります。

2040年:天秤座会合
2040年、木星と土星は天秤座(風のエレメント)で会合します。
天秤座のテーマは「バランス」「調和」「関係性」です。人間とAIの対等な関係、国際的な協調、デザインと美の重視。技術が成熟し、調和が求められる時代になります。

2060年:双子座会合
2060年、木星と土星は双子座(風のエレメント)で会合します。
双子座のテーマは「情報」「コミュニケーション」「多様性」です。脳とコンピューターの接続、瞬間的な情報共有、言語の壁の消滅。情報革命が完成する時代です。

風の時代を生きる
風の時代は、約140年続きます。私たちは生きている間、ずっと風の時代を過ごすことになります。
地の時代の価値観(安定、所有、組織)に固執するのではなく、風の時代の価値観(変化、共有、個人)を理解することが、これからを生きる鍵になります。

まとめ

風の時代とは何か
約200年ごとに起きる、木星と土星の会合のエレメント変化。2020年、地の時代から風の時代へ移りました。
地の時代(1802-2020年)
産業革命、資本主義、物質文明の時代。安定と所有が価値とされ、組織が力を持ちました。
風の時代(2020-2159年頃)
情報革命、テクノロジーの時代。変化と共有が価値とされ、個人が力を持ちます。
所有から共有へ、場所からの解放、組織から個人へ、物質から情報へ。すでに変化は始まっています。

あなたのホロスコープを知る

風の時代に向いているのは、風や火のエレメントが強い人です。でも、地や水のエレメントが強い人も、風の時代を生きる方法があります。
あなたのホロスコープを知ることで、風の時代をどう生きればいいのかが見えてきます。
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