「海外のお客様の本を制作する」となると、語学力が必要だと身構えがちです。
しかし、実際に進めてみると、大切なのは語学力ではなく、「いつも通り」基本に忠実に、丁寧に進めることでした。
原稿の言語よりも大切なのは、出版できる品質に仕上げること
海外のお客様からご依頼いただいた原稿は、日本語への翻訳が完了した状態でした。
そのため、私が担当するのは翻訳ではなく、電子書籍として読みやすく整え、Amazonで問題なく出版できる形に仕上げることです。
文章のレイアウトを整え、見出しを整理し、目次を設定し、画像や改ページを調整する。
さらに、EPUBではスマートフォンやタブレットなど、複数の環境で表示を確認しながら仕上げていきます。
読者がストレスなく読めることを第一に考え、一つひとつ確認を重ねています。
電子書籍と紙の本では、気を付けるポイントが違う
今回の英語圏のお客様からは、EPUBだけでなくペーパーバック(POD)の制作もご依頼いただきました。
電子書籍は画面サイズに応じて表示が変わりますが、紙の本はページ数や余白、ノド側のスペースなど、印刷を前提としたレイアウトが求められます。
同じ原稿でも、電子版と紙版では調整内容が異なるため、それぞれに合わせた制作が必要になります。
「電子書籍が完成したから、そのまま紙の本にできる」というわけではないことを、あらためて実感しました。
言語が違っても、目指すゴールは同じ
英語圏のお客様も、フランスのお客様も、共通していたのは「読者に読みやすい本を届けたい」という思いでした。
レイアウトや見出しの見せ方、画像の配置など、細かな部分まで気を配ることで、本全体の印象は大きく変わります。
だからこそ私は、制作ソフトの画面だけを見るのではなく、「読者が本を開いたとき、どう感じるか」を意識しながら作業を進めています。
これは日本のお客様でも、海外のお客様でも変わりません。
一冊一冊を、安心して出版できる本へ
EPUB制作やペーパーバック制作は、完成したように見えても細かな修正が必要になることが少なくありません。
だからこそ、納品して終わりではなく、お客様が安心して出版できる状態まで丁寧にサポートすることを大切にしています。
今回、海外のお客様からご依頼をいただいたことで、「本づくりに国境はない」ということを改めて感じました。
これからも、一冊一冊の想いを形にできるよう、EPUB制作・ペーパーバック制作を通して出版のお手伝いを続けていきたいと思います。
Kindle出版やEPUB制作、ペーパーバック制作についてご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。