こんにちは。
株式会社BestCreate・ナマステデザインラボの竹田です。
レンタルスタジオでヨガを始めるのは、開業の中で一番リスクが低い方法です。家賃を固定で抱えず、レッスンの分だけ場所代を払えばいい。ただ、自分の場所がないからこそ、「どこの誰なのか」を見せる工夫が必要になります。始め方と、レンタル特有の注意点をまとめます。
レンタルスタジオでヨガを始める手順
1. 活動エリアと曜日を決める
まず「◯◯駅周辺で、火曜と土曜」のように、場所と時間を固定します。毎回違う場所で開催すると、通いたい人が予定を組めません。継続してもらうには、固定が前提です。
2. スタジオを2〜3か所確保する
1か所だけだと、予約が取れなかったときにレッスンが飛びます。同じエリアで複数を押さえておくと安定します。
3. 屋号とロゴを決める
レンタルでも、名前は必要です。「レンタルスタジオ◯◯でヨガをしている△△さん」ではなく、「□□ヨガの△△さん」として認識されることが、通う理由になります。
4. 受け皿を作る
ホームページ、Instagram、LINE公式アカウント。自分の場所がない分、ここが唯一の「店」です。
レンタルスタジオ特有の3つの課題
場所の説明がしづらい
「◯◯スタジオの3階B室」のような案内は、初めての人には分かりづらいです。ホームページに建物の外観写真と入口からの道順を載せてください。開催場所が複数ある場合は、それぞれのページを用意します。
空間で世界観を出せない
内装は借り物なので、自分らしさを出せるのはロゴ・持ち込む小物・自分の服装・SNSの見せ方です。ここが揃っていると、借りた空間でも「あの人のレッスン」として記憶されます。
Googleビジネスプロフィールが登録しづらい
固定の住所がないため、店舗としての登録は難しくなります。訪問型サービスとしての登録や、活動エリアを指定する方法がありますので、ご自身の形態に合わせて設定してください。
固定スタジオへの移行を見据える
レンタルで始める方の多くが、いずれ自分の場所を持ちたいと考えています。その場合、最初に作るロゴとホームページは、移転しても使い続けられる形にしておくと無駄になりません。
具体的には、ロゴに場所の名前を入れない、ホームページの住所欄を差し替えやすい構成にする、の2点です。
レンタルスタジオで始めた方の実例
制作でご一緒した方の中に、駅前のレンタルスタジオで週2回から始め、2年後に固定スタジオを持った方がいます。うまくいった理由は3つでした。
1. 最初から屋号とロゴを決め、レンタルでも「自分の教室」として発信した
2. 開催場所と曜日を固定し、通う人が予定を立てやすくした
3. LINEで毎週スケジュールを送り、次の予約を取ってもらう流れを作った
固定スタジオを持った後も、ロゴとホームページはそのまま使えました。最初に「移転しても使える形」で作っておいたからです。
レンタルから固定スタジオへの移行の目安
・毎回の定員が埋まり、予約が取りにくいと言われる
・レンタル代が月の売上の3割を超えてきた
・パーソナルの依頼が増え、レンタルの時間枠では対応しきれない
この3つのどれかが続いたら、固定の場所を検討する時期です。逆に、まだ空きが多いうちに借りると、固定費が重くなります。
レンタルスタジオを選ぶときの確認項目
料金の安さだけで選ぶと、続けづらくなります。次を確認してください。
・駅からの分かりやすさ(初めての人が迷わないか)
・更衣室の有無と、鍵付きロッカー
・マットやプロップスの貸出
・床の素材(フローリングか、カーペットか)
・鏡の有無
・予約の取りやすさ(毎週同じ枠が押さえられるか)
・キャンセル規定(何日前まで無料か)
・入退室の方法(鍵の受け渡し、暗証番号)
特に「毎週同じ枠を継続予約できるか」は、レッスンを固定するうえで必須です。
毎回持ち込むキット
借りた空間を自分の教室にするための道具です。一式をバッグにまとめておくと、準備が楽になります。
・ロゴ入りのウェルカムボードまたは小さな看板
・受付用のクロスと料金表
・ショップカード、LINEのQRコード
・スピーカーとBGM
・アロマや小さな照明(許可される範囲で)
・予備のマットとブロック
・タオル、除菌シート
入口にロゴ入りの案内が1枚あるだけで、「◯◯さんのヨガ」だと分かります。
予約とキャンセルの運用
レンタルは、集まらないと場所代だけが出ていきます。最低催行人数を決め、締切を設けておいてください。
例:前々日の夜までに2名以上で開催。集まらない場合は連絡して振替。
この条件はホームページとLINEのあいさつメッセージに書いておきます。後から言うと不信感につながります。
続けてもらう仕組み
レンタルは「行きやすいけれど、辞めやすい」形態です。回数券とLINEで、次の予約を取ってもらう流れを作ります。
・レッスン終了時に「次回はいつにしますか」と聞く
・回数券は有効期限を設けて、通うリズムを作る
・LINEで翌週のスケジュールを毎週送る
この3つを回すだけで、継続率はかなり変わります。
よくある質問
レンタル代はどう回収しますか
定員と料金から、損益分岐の人数を先に出しておいてください。たとえば場所代が1回5,000円なら、1人2,500円で3名以上の参加が最低ラインになります。
マットは持ち込みですか
スタジオによります。貸出があると受講者の負担が減るので、選ぶ条件に入れると良いです。
レンタルでもホームページは必要ですか
必要です。Instagramだけだと、料金・場所・予約方法をまとめて見せる場所がありません。1ページでも構いません。
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