✥✥✥胃ろうでも老人ホームに入れますか?✥✥✥
1ヶ月ほど前、父は胃ろうを造設することになりました
今は何とか自宅で介護をしているのですが
私も高齢なのでいつまで自宅で介護できるか不安です
病院の看護師さんから聞いたのですが
胃ろうは医療行為なので老人ホームでの対応は
難しいといわれていました…(◞‸◟)
胃ろうに対応してくれる老人ホームはあるのでしょうか
老人ホームもすぐには入れないと聞いていますので
今からぼちぼち探そうと思っています(;´・ω・)
✥✥✥すべての老人ホームで受け入れられるというわけでは
ありませんが胃ろう対応可の老人ホームもあります✥✥✥
一昔前まで、胃ろうケアは看護師だけに限られた医療行為だったので
胃ろうの方は看護師常駐の老人ホームでなければ入居できない
というのが常識でしたが今はそうではありません(^ω^)
2012年の介護保険法の改正によって研修を受ければ
介護職員でも胃ろうの方への対応が一部許可されたのです
看護師常駐の老人ホームも増加しているので胃ろうを理由に
入所を断られるケースはかなり少なくなりましが
すべての老人ホームで受け入れられるというわけではありません(◞‸◟)
介護職員への胃ろうケア研修が行われていない施設もまだまだあり
看護師が常駐していても24時間体制でない場合は
入居を断られる可能性もあります
事前にしっかりと受け入れ態勢を確認することが大切です('ω')ノ
医療行為が必要などの問題が無くても
老人ホームの待機者は施設にもよりますが非常に多く
必要になってから申し込みをしてもすぐに入れないという方が多いので
時間に余裕のある間に施設を探され申し込みをされておくことを
お勧めします(*^-^*)
"もし早く入居が決まってしまったらどうしよう"
と考え申し込みをされない方もいらっしゃいますが
申し込みをして、もし入居の順番が来たとしても
その時にまだ自宅で介護したい、介護ができる状態であれば
入居を断る事もできます!
入居の取消ではなく再度、待機者として対応してもらう事も
できますのでご安心ください(^ω^)
胃ろうってなに?って思われている方もいらっしゃると思います
胃ろうとは腹部に小さな開け、胃まで通したチューブから
栄養を取り入れる栄養摂取方法のことをいいます
胃ろうの造設手術のは、大体15分~30分もあれば終了するため
身体への負担は大きくないと言われています
では、どんな時に胃ろうの造設手術をしなければいけないのか…
高齢になると、噛む力や飲み込む力が低下したり
認知症が進行し食べるという行為が理解できなくなったり
口から食事が摂れなくなることがあります(´-ω-`)
また、飲み込む力が低下すると誤嚥性肺炎を引き起こす
可能性が高くなりますそのような事態を避けなければいけません
このように口からの食事を食べることが
難しい人に対して行うのが「胃ろう」です
胃ろうのメリット(=゚ω゚)ノ
チューブやカテーテルなどを使って胃や腸に栄養を直接注入する
経管栄養といわれるものには
胃ろうのほかに鼻からチューブを入れる「経鼻経管」というものがあります
胃ろうは鼻からチューブを入れる「経鼻経管」よりも
身体への負担や痛みが少ないといわれています
そして最も大きなメリットは
胃ろうにすることで、命にかかわることの多い誤嚥性肺炎のリスクを
最低限まで抑えたうえで栄養摂取できることです
そして、腹部にチューブを通しているので
再び自らの口で食事を食べれるように訓練をすることが可能なのです
外出においても、服を着ればチューブなどが見えなくなるので
特に問題なく外出できます(´ω`*)
胃ろうのデメリット(=゚ω゚)ノ
胃ろうの周りの皮膚がただれたり注入した栄養剤が逆流してしまったり
栄養剤の購入やカテーテルの取り換えなどで出費がかさみ
負担になってしまうことなどがデメリットとして挙げられます
老人ホームへに入居にあたっては、胃ろうになると
入居したい施設に対応できるスタッフがいなければ
施設側は受け入れができません
✥胃ろうに対応してくれる老人ホームを探すときのポイント✥
利用者の体を清潔に保つ意識を十分に持っている
胃ろうをしていると入浴が制限されるイメージがありますが
そんなことはありません特別な保護をしなくても普通に入浴できます
胃ろうは常に清潔にしておく必要があるため
入浴や清拭が丁寧におこなわれているかは必ずチェックしましょう♪
口腔ケアを徹底してくれる!
唾液の分泌は、口の中を清潔に保つうえで重要な役割を担っています
しかし、胃ろうによって栄養摂取することで唾液の分泌量が少なくなります
口腔ケアを怠ると、唾液の分泌量が減って口の中に
細菌が繁殖やすい状況を作ってしまいます
痰などと一緒に細菌を飲み込むことで肺炎などを引き起こしやすくなります
胃ろうでも口腔ケアを徹底してくれる施設を選ぶようにしましょう♪
栄養剤をしっかり選んでいる!
胃ろうで使われる栄養剤は大きく分けて2種類
タンパク質が分解された状態で含まれている「消化態栄養剤」と
分解前のタンパク質がそのまま含まれる「半消化態栄養剤」です
胃ろう造設者の体の消化能力によって、どの栄養剤を投与するかを
医師や看護師としっかり連携をとりながら選択してくれる施設を選びましょう♪