自分を元気にする方法

こんにちは。

心理カウンセラーのyouです。

今日は少し、心理学やカウンセリングにこだわらないお話をしようかなと

思います。

みなさんは、落ち込んだ時や二度と立ち直れないかもと思うような経験をされたとき、どのように過ごされますか？

もちろん、そんな時にカウンセリングを頼ってきてくださることもあるのですが、実際にはカウンセリング「だけ」での解決というのは難しい部分も大きいのかなと感じます。

カウンセリングは、あくまでご自身の感情や思考を整理するための手助けにすぎません。

そこから先、ご自身がどう動かれるかの決断や、実際に心や思考を変化させていくにはご自身のお力が必要です。

そして、時には「頭では理解していても心が追いつかない」ということもたくさんあると思うんです。。。

個人的に、そんな状態のときに無理にカウンセリングで前を向かせたり、

過去のご自身と向き合って未解決の問題とどう向き合っていくか考えたり、

焦ってもかえってご自身の心がどんどん思考から離れていってしまうようなこともあるんじゃないかな…と思ってしまう部分があります。

なので、カウンセリングで必ずしも何か答えを出すとか、方向性を見つけるのではなく、時には単に話したい、吐き出したいだけのための時間として使うというのも大事なのではないかなと思うんです。

個人的な話で恐縮ですが、先日長年連れ添った犬を病気で亡くしました。

病気が発覚してからは、こんな日のことを覚悟もしていましたし、最期のほうは食事もままならず可哀想なことも多かったので、ようやく彼はこれで楽になったんだなと感じる反面、やはりいつも足元をちょこちょこ付いてきてくれた彼がもう居ないことに寂しさを感じてしまいます。

できるかぎりの時間を割いて向き合い、最期の瞬間まで彼に寄り添えたので今までの時間に後悔はありません。

それでも、こういった悲しさというのは、どんな言葉をかけていただいたとしても、どんなカウンセリングで思考を整理したとしても、時間をかけることでしか解決できない問題でもあると捉えています。

一方、癒していく過程で、どんな行動を取るのかも人それぞれだなと感じます。

創作活動は、一般的に心の問題を癒す側面も大きいと言われています。なので、心の問題が解消されてきたら自然と「創作活動をしなくなった」なんてこともあるようです。

人によっては、それが宗教に向くこともあるでしょう。

最近は色々と世間を騒がせているような問題も一部ありますが、個人的には学生時代にカトリック系の学校に通っていたこともあり、宗教という存在をあまり遠くに感じたことはありません。

（学校はカトリック系でしたが、実家含め信者というわけではありませんでした）

むしろ、心の拠り所として何かそのような存在があること、その存在のために頑張ろうとか、前を向こうとか、もっと言えば救われたような感覚を得ることというのも、自分の心を元気にするための大切なプロセスでもあると捉えています。

私が運営している「オタクのための保健室」では、「推し」がいる方が多くご相談に来てくださるのですが、「推し」という存在とファンとの関係値は宗教に似ている部分も多いなと感じます。

揶揄っている部分もあってか、オタク用語としても「布教」「お布施」などのワードを使われることもありますよね。（的確にニュアンスが伝わりやすく、個人的にも便利だなと思ってしまう部分です…）

※宗教にしろ推しにしろ、信じる気持ちを物質的なもので示そうとしはじめたら、個人的にはちょっと本来の意図からは離れてしまうのかな…と考えたりもします。好きな気持ち、信じる気持ち、推す気持ちは誰かと比べたり、物質的な何かで示すものでもなく、心の中で大切に感じていることが何よりも大事なのかなと…。あくまで個人的な見解ですが；

他にも、元気にするための方法というのはいっぱいありますよね。

スピリチュアルや占いなどを通じて心を癒す…という方もいらっしゃると思います。

逆に、もう全く動けないとか、寝てるだけの日々を送るなんてこともあるかもしれませんね。

時々、他の人の目には「怠けている」というように映っているのではと感じてしまうこともあるかもしれません。

それでも、人生っていつもいつもどこかの方面に向かって進まなければならないわけではないと思うんです。

停滞でしかできないこともあると思います。

人に理解されない方法だったとしても、自分自身の心がそれで元気になろうとパワーチャージできているのであれば、きっとそれがご自身にとっての正解だと思います。

「心が追いつかないな」と感じたら、無理に何かをするのではなく自分自身の心に寄り添えることをしてあげてくださいね。

まだまだ夏も続きますし、大雨だったり雷など

不安定な天気もあるようなので皆様お身体とお心にはご自愛ください。