こんにちは。
オタクのための保健室・心理カウンセラーのyouです。
日中の暑さも厳しかったり、雨がすごい日が続いたりと、
なかなか落ち着かない日々が続きますね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて。
今日は少し、ここちよさについてのお話をしようと思います。
私たちは、日々いろんな情報が飛び込んできますよね。
現代人が1日に触れる情報量は、平安時代の人達の一生分、江戸時代の人達の一年分というのを聞いたことがあります。
もちろん、それだけ生活が便利になったり、生き方の選択肢も変わったというメリットもたくさんあると思います。
しかしながら、それだけ脳の処理を求められるのですから、当然それだけ疲れやすく、ストレスを感じやすくなったとも言えますよね。
趣味がらみで言えば、ここ最近のコンテンツって次々に色んな情報が出たり
人気ジャンルになると毎日のように新規グッズが出たりしますよね。
どんなに好きでもそれら全てを追うことって、そもそも難しい話だったりしますし、それがもし義務的に感じるようになっていったとき、それは本来の「作品を楽しむ」という部分から発展して執着のようになってしまっていることがあるかもしれません。
私も一時期、次々に出るグッズを熱心に追ったりブラインド商品を見つけては
「今日は推しが出るかも」と買い続けたことがありました。
しかし、ふとした時にそんな自分自身にとても疲れている自分がいることに気づきました。
ブラインド商品で推しが出れば嬉しさもひとしおですが、
元々グッズを綺麗に飾ったりするタイプではないので飾ることもあれば飾らないまま保管されているグッズが増えたりもするんですよね…。
自分で自分を不幸せにしているかもしれない、と気づいてからは
グッズについてはある程度マイルールを作りました。
買っても使わずにストックしてしまうようなら、初めから買わない…とかその程度ですが、それでも目の前がモノで溢れることは減りました。
目の前がモノで溢れると、どうしてもそれぞれのモノに対し「ああ、あれ片付けなきゃなんだよな」「そういえばこれ1回も使ってないな…」など、頭の中で思考が次々に沸いてしまって疲れてしまうんですよね。
自己肯定感が下がっているようなときだと、こういったちょっとしたことが自分責めにつながることもあります。
また、お金を使うことに罪悪感を感じるような方の場合、モノが溢れることがきっかけとなって無意識のうちに自分を責めることもあります。。
そういった意味からも、条件反射にやってしまうことは一呼吸おいて、
本当の意味で自分にとって大事なのか考えることができるといいですね。
そのうえで、できるかぎり自分の宝物を身の回りに集めるようなイメージで暮らす、というのも同時に大事だなと思います。
ちょっと矛盾している話ではありますが、目に入る情報が本当に必要かどうかは精査する必要があります。ぼんやり、なんでもかんでも流れてくる情報をそのまま受け取ってしまうと、脳も疲れますし、時間の浪費にもなることがあります。
精査したうえで、たとえばお気に入りのキャンドルたちを集めてみる、とか
心地の良い香りのお香を焚いてみるとか、観葉植物を集めるとか、
もちろん、お気に入りの推しのグッズでもいいです。
身の回りにあることで、自分の心が癒されたり、見てるだけで元気をもらえるようなもので囲んでみてください。
そして、ネガティブな気持ちが呼び起こされるようなものは、少しクローゼットの中で眠っていてもらいましょう。
この選択の仕方は、モノだけではなく思考でも同じです。
私たちは無意識のうちに「人のため」とか「会社のため」とか、色んな理由をつけて自分が幸せになれないようなこと・無理をしてしまうようなことをあえて選択肢してしまうことがあります。
もちろん、誰かのためにがんばれる気持ちは尊いです。
でも、あなたの幸せはあなたしか作れません。
自分が幸せになれる選択を取ることも、とっても大事なことです。
普段はもちろん疲れているなと感じるときこそ、
できる限り心地よいものに囲まれることを意識してみてくださいね。