【四柱推命の達人】になるには

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四柱推命を鑑定するということは、人生の変化を観察するということだが、それは鑑定する人の観点によって結果が非常に変わる。

まるで写真を撮る時、ある方向のある角度によって撮られる物のイメージが変わるのと同じ理屈だ。

四柱推命命式の原局で最も変化が激しい部分は断然通変星だ。初級入門者たちが通変星を難しがる理由でもある。

その理由は、通変星は単純暗記で習得できる部分ではないからだ。

神殺は単純暗記で習得することができる。例えば、四柱推命命式の原局に寅未があると仮定すると鬼門関殺だ。

月支にあっても、日支にあっても、時支にあっても寅未の二文字さえあれば鬼門関殺が成立する。

もちろん、どの地支にあるかによって状況の変化はあるが、その変化はそれほど大きくない。

しかし、通変星は概念が全く違う。例えば命式の原局に食神があると仮定してみよう。

食神が財星に会う時は意味が異なり、官殺に会う時は意味が異なり、印星に会う時は意味が異なり、比劫に会う時は意味が異なる。

もう少し具体的に見ると、食神が官殺に会う時の正官に会う時と偏官に会う時の意味が異なる。

そのうえ、旺衰と合の概念まで拡大すれば、変化に富む。


通変星は大きく3つの関係がある。

1. 日干と通変星の関係
2. 通変星と通変星の関係
3. 格と通変星の関係

1番は通変星そのものの機能をどれだけ正しく使えるのかを見ることで、
2番は通変星の機能がどのように変化するのか、その屈折方向を見ることで、
3番は通変星の機能のうち、何が目標になり、何が過程になるのかを見ることだ。


人々が通変星を放棄し、簡単な鑑定方法(五行、六十干支、陰陽、天中殺などの神殺)に陥る理由が、通変星は屈折が激しいためだ。

もちろん、神殺も悪い鑑定方法ではない。四柱推命で神殺だけの非常に重要な役割がある。そして、きちんと理解すれば、依頼者の運勢をより肌で感じさせることができる。

それでも通変星のように変化は激しくない。通変星は単純な暗記で体得するものではないからだ。

通変星だけでなく他の鑑定方法もそうであるが、
四柱推命の達人になるには通変星のこのような観点をよく把握しなければならない。

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