四柱推命鑑定の際、依頼者たちの勘違い

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◆ 「私の命式が良くないようです」

依頼者たちが非常に勘違いしている部分だ。同時に、四柱推命相談の中で最も多く聞く話でもある。

悪い命式?

悪い命式って何だろう?

ただ、自分の現実が辛ければ、 悪い命式なのか?

もちろん、良い命式と悪い命式の基準はある。しかし、皆さんが非常に勘違いしている部分が一つある。

良い命式も現実で困難な時期を経験する。悪い命式だけが現実に苦しむのではない。

命式の原局が良くても運の流れが悪ければ、その人は苦境に立たざるを得ない。

違いといえば、

困難を解決する解決能力と困難を直視する観点の違いである。

そして、人々は自分の困難が一番大きいと感じる。本来、他人の死より自分の風邪がもっと苦しいものだ。

悪い命式だからといって、困難を経験するわけではない。良い命式の人もしばしば困難に直面する。

ただ、良い命式の人は当面の問題を解決できる能力を持ち、現実を認め、困難を長引かさないだけだ。

良い命式の人は一生何の悩みも問題もないという考え!

これはものすごく間違った考えだ。


◆ 「今、とても大変ですが、運の流れが悪いようです⌟


もちろん、運の流れが悪くなると、ほとんどの人が苦しがる。

この部分が四柱推命鑑定を依頼する理由でもある。(通常、困難が生じれば、四柱推命相談を要請するので…)

ところが、ここで勘違いされる方々がいる。大変な部分は大きく二つある。

結果的には良いが、その過程がとても大変な場合、

そして得るものは全くなく、苦労ばかりした場合、

前者は良い結果を得る前に経験する一種の通過儀礼であり、後者は本当に運が不利で苦労するのだ。

四柱推命鑑定をしていると、命式も良いし、運の流れも良いが、いざ自分は現在の運が悪いと愚痴をこぼす人もいる。

良い運気の時期だが、体感するのが難しいということだ。普通、原局にない五行を運から受け入れる場合が多い。

大運が良いのに、その年の年運が悪ければ、そう勘違いしたりもする。



それで自分が大変なら、これが成長過程なのか?

それとも

道をまちがえてあっぷあっぷしているのか?

この違いをよくわきまえないといけない。

しかし、大半の人々はそのような分別が容易ではない。苦痛の前では感情的になるのが人だからだ。

結果が全く出ないのも他の理由ではない。

才能の問題、努力の問題、時期の問題、方向の問題… おのおの異なる。

断片的に現在が苦しいからといって、無条件に自分の命式と運の流れが悪いと思わないでください。

四柱推命鑑定は、単に吉凶だけを判断しようと見るのではない。吉凶その裏に隠された裏面を見て、人生の戦略を練るために見るのだ。

特に、自分の命式にコンプレックスがある方々は、この文章を読んで考えを少し変えていただきたい。

今まで自分の命式が良くないと言う人達の命式を実際に鑑定してみると··· 当事者たちが思っているほど良くない構造の命式ではなかった。

もちろん、本当に良くない命式も存在するが、そんな命式はあまりない。
本当に良い命式が見られないように!

名作という言葉をむやみに使うことができないなら、拙作という言葉も勝手に使ってはいけない。

命式の良し悪しも同じだ。
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